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ふつう電気1キロワットとは、1時間当りの消費量(1kwh)のことを言います。
それは、どの位の仕事ができるのだろうか、電力量1kwhの重みについて考えてみたい。
結論として、総重量1トンの自動車が、
高さ367mの山を登るのに必要な電力エネルギーのことです。
もう少し噛み砕いて言いますと
車重1トンの自動車が、高さ1mの山を登るのに必要な電力エネルギーは
1,000kg×9.8×1m=9,800J
となります。
1Jは、0.000000278kWhですので、
9,800J = 9,800 x 0.000000278kWh = 0.0027kWh = 1/367 kWh
と言うことです。
それを逆さに言うと、1kWhはどの位の仕事をするかと言うと
車重1トンの自動車が、高さ367mの山を登るのに必要な電力エネルギーことです。
この車での大体の目安ですが、箱根山でしたら、2kWhあれば越えられますね。
総重量75kgの電動スクータでしたら、1kWh(電気代25円)の電気で、航続距離100Km走行します。
(参照、 echoman1さんの 3年前中国電動スクーター世界一に 世界貢献日本連合ソーラー付きEV仕様)
http://www.asyura2.com/09/hasan66/msg/735.html
電力量1kwhの仕事率は、単位変換表により
1kWh = 3,600,000J = 860kcal/h = 1.36PS
のようにも換算されます。
20歳代の男性の1日のエネルギー消費量が2,550kcal(約3kWh)です。
その内、基礎代謝量1,533kcal(約2kWh)ありますので、
正味の仕事量は約1kWhになります。
この正味の仕事量1kWhは総重量100kgの人間が、3,670mの高さの山登りに相当します。
つまり、ちょうど富士山を一日で登れる位のカロリーなのですね。
纏めますと、
100kgの人でしたら、1kWhで、3,670mの高さの山登りに相当します。
総重量75kgの電動スクータでしたら、1kWh(電気代25円)の電気で、航続距離100Km走行します。
車重1トンの自動車でしたら、高さ367mの山を登るのに必要な電力エネルギーです。
電力量1kwhの仕事量はとても貴重ですね。
さて、中国、インドは
ガソリンエンジン車から電気自動車(EV)に舵を切り始めたようです。
【EVS24続報】中国とインドの電動車両事情,「中国は新エネを2020年までに半分」「インドは電気自
動車」
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090520/170400/
>中国では2020年までに,輸送部門のエネルギー総消費量の半分を,主に石油以外のエネルギーを使う電気自動車や燃料電池車などとする計画である。インドでは環境問題や交通事情により,電気自動車の普及が重要な課題となっている。
>さらに,インドでも電気自動車の普及に向けた政策面での後押しが始まるそうだ。インド政府は現在,「Ecology(環境)」「Economy(経済)」「Social Equity(社会的公正)」という三つの柱を立てて政策を立案している。このうち「『Ecology』と『Economy』のカギを握るのが電気自動車」(Chatterji氏)である。
COP15閉幕 脱温暖化への挑戦続けよ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/141985
>最大の焦点だった米国を含む先進国が20年までに取り組む中期目標や、途上国の削減計画は、来年1月末までの提示を求めた。だが、削減義務はなく、途上国の計画は資金など支援を受けた削減行動のみ国際的な検証を受けるとした。
今年1月末までの提示に、コミューターEV計画が必然に
中国、インドがEV先進国に、
その主要部品である、リチウム電池、太陽光電池で、市場規模120兆円
三洋電機、GSユアサは、電池モジュールの超優良企業へ変身か