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金利差拡大で円下落の公算−モルガン・スタンレーのフェルドマン氏 1月7日
(ブルームバーグ):
モルガン・スタンレー証券の経済調査部長、ロバート・フェルドマン氏は、日本の金融緩和解除が他国・地域より遅れ、金利差が拡大することで円相場は下落する公算が大きいとの見通しを示した。
フェルドマン氏は6日、東京都内の日本記者クラブで、「日本は金利を上げるどころかデフレが続くため、量的緩和以外に選択肢がほとんどないと思う」と指摘。これが円相場に「大きな影響を与えるだろう」と語った。
日本政府は昨年11月、約3年ぶりにデフレを宣言。14年ぶりの高値にあった円相場はこれまでに8%超下落した。内閣府は先月、緩やかなデフレが来年度まで続くと予想。日本銀行は10月、消費者物価は11年度まで下落し続けるとの見通しを示した。
フェルドマン氏は、円相場が今年1ドル=109円前後に下落する可能性があると予想した。日本時間7日午後零時26分現在、92円30銭。
同氏は、米連邦準備制度理事会(FRB)が今年、政策金利(現行0−0.25%)を引き上げ始める可能性がある一方、日銀は追加的な資金供給を迫られるかもしれないとの見通しを示した。これにより日米の長期金利の格差が拡大するとみている。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aCUohl3YRq3k