★阿修羅♪ > 国家破産66 > 703.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100106-00001048-yom-pol
仙谷行政刷新相は6日、東京都内での講演で、今年末までに決める2011年度税制改正で、消費税率引き上げを含む税制の抜本改革を実施すべきだとの考えを表明した。
仙谷氏は11年度予算の財源確保について「消費税はもちろん、法人税も所得税も新しい発想で臨まなければ(11年度)予算編成が出来ない可能性もある」と指摘した。「人口減少、超高齢化社会の中で、現役世代に大きな負担をかける仕組みはもたない。消費税を20%にしても追いつかない」とも述べ、増大する社会保障費の財源を確保するためには、消費税率の大幅引き上げもやむを得ないとの見方を示した。
この後、国家戦略相の兼務が決まった仙谷氏は同日、記者団に対し、政府として、今年夏までに、中長期的な財政再建の目標を設定する意向を示した。
==========================================================================================================
コメント
藤井財務大臣辞任の報道が昨日あり、後任に管国家戦略担当相がつき、戦略担当相を仙石行政担当相が兼務するようです。
大阪のテレビ番組でしきりに藤井財務大臣と小沢幹事長の確執が原因との噂をあたかも本当のように話していましたが、意見の食い違い、路線の違いなどはあったかもしれませんが、大きな原因ではないとも感じます。
77歳という高齢と健康状態から今の金融問題に立ち向かうということはなかなか無理があり、おのずと自ら感じたのではないでしょうか。
就任早々マーケットを知り尽くしている関係者からみれば金融状況にあわないピンボケともいえる発言をしていましたので、財務省内は影響はあるのかもしれませんが、政権には、それほど影響はないとも感じますし、後は未知数の後任大臣が今後どれだけの成果をあげるかかもしれません。
菅大臣は、財政出動と財政規律との両建てのような発言がしばしばみられるようであり、あまり現在の経済の仕組みというものをよく理解していないことからある意味不安要素もでてくるかもしれません。
政権の要の国家戦略相に仙石大臣が兼務したこともポッポ政権に大きな経済不安をよぶかもしれません。
今回の発言のなかでも、予算編成に関わった閣僚であるのに今回の予算では、景気回復をあきらめ11年度予算が組めない恐れがあるという発言をしていますし、この三カ月間一体何を考えて業務をしてきたのだろうかと首をかしげます。
前原国土交通大臣にしてもJAL問題を一層深みにはまるような状況まで追い込んでいるようですので、次の辞任ターゲットは、仙石、前原大臣に移るのかもしれません。
厳しい言い方かもしれませんが、この二人の大臣は、政権運営というものを勘違いしているのかもしれません。
検察がしきりに小沢幹事長攻撃をはじめましたが、今多くの国民が、ここ最近の動きは少し変と感じてきているようです。
腹に一物のある人が、今年は活躍する年ともいえるからです。そういった人、組織は、自分の考えを説明するためにいくつかの証拠をだすことで信憑性を煽ろうとします。
ターゲットにされた人、組織は、恥をかかされたくないために全力で反撃しようとします。
こういった状況が今後国民の目で見ることができる機会がおおくなるのかもしれません。
今回の政界および官界での争いを他国は冷静にみています。
薮中外務次官が、米国に訪問していますが、大阪のある人気のある番組で著名政治評論家が訪米の主旨を述べていましたが、それも少しはあたっているのかもしれませんが、少し反小沢思想が強いことからかそうなるのかもしれませんが、実際の主旨は違うのかもしれません。
今までメジャーなテレビ評論家の間でも、やはり今回の政権交代は大きな影響を与えているようです。しばらくは、政権交代を認めたくない勢力との確執が続くのかもしれませんが、もう自民党は、崩壊しかけており、現実を理解したくない勢力のあがきがまだまだ続くのかもしれません。
ポッポ政権が本当に政治主導という姿勢をしめすならば、本来は管大臣を国家戦略相と財務大臣兼務にして、予算の編成権を内閣の要の組織とした国家戦略室に移動させればよく、ポッポ総理もそうしないことからある程度政権運営に限界を感じているのかもしれません。
しきりにマスコミ、若しくは今回の検察の動きが、あたかも米国の陰謀など取りざたされているようですが、基本的には土着民の戦いを傍観しているだけだとも感じています。
すでに他の先進国の権力者は、次の事を考えているのであり、変化、破壊を好まない世界の動きは無視しているといっていいでしょう。
三菱UFJ銀行に続き、三井住友も大型の普通株増資実施するようです。国際的に自己資本を強化する流れにある状況、取り残されているみずほは、どんな道をたどるのでしょうか。銀行再編を金融庁はそろそろ動き出した方がいいのかとも感じます。
東京株式市場も初日から上昇が続いているようであり、為替の動きを見ながらの動きとなるようです。ただ、国債の動き、特に米国債の動きに不安がでてきており、要注意となるのかもしれません。
予算編成に参加した行政刷新担当相は、景気回復をあきらめているようですから、まだまだ市場の動きに慎重姿勢が必要なのかもしれません。
今の民主党は、さらなる試練が待ち受けるようですが、各議員の政治能力、実行能力が国民の目に現れるようになりつつあり、だれが責任感を持って行政をしているのか、責任回避に動く議員がだれなのかよく見える政権ともいえます。
官僚の士気が下がってきていると事務次官が官房長官に訴えたようですが、基本的には責任の譲り合いであり、サラリーマン体質を持った政権ともいえます。