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ビニ・スマギECB理事のFT寄稿:アジアは為替政策の硬直性除去を 1月4日
(ブルームバーグ):
欧州中央銀行(ECB)のビニ・スマギ理事は英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)への寄稿文で、中国などアジアの多くの新興国で採用されている為替政策の「現在の硬直性」が除去されれば、経常収支が黒字、赤字の両方の国に恩恵を与え、「世界経済はよりバランスの取れた」ものになるとの認識を示した。FT(オンライン版)が4日伝えた。
ビニ・スマギ理事は寄稿文で、アジア新興国の為替レートが「徐々に上昇すれば」、貿易財の相対的な価格低下につながり、購買力が拡大して内需を刺激することになると分析した。
こうした状況は、アジアの金融情勢を国内需要に見合う状態に一段と近づけることに寄与し、外貨準備の一本調子の増加を抑え、高成長国にとって行き過ぎた緩和となっている米国の「金融スタンス」を輸入する必要がなくなることにつながると説明した。
また、「よりバランスの取れた為替制度」は、経常赤字国の貯蓄拡大も促すと付け加えたという。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920010&sid=a8R91f.i0WQc