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円の実質実効レート:12月は4カ月ぶり低水準−名目でも9月来安値 1月5日
(ブルームバーグ):
主要通貨に対する円の総合的な強弱を映す実質実効為替レート(1973年3月=100)は2009年12月、117.3に下落し、8月以来の低水準となった。名目実効レートも3カ月ぶり安値。日本銀行が5日発表した。
実質実効レートは、主な貿易相手国との為替相場を貿易取引額に応じて加重平均した名目実効レートに、物価上昇率の内外格差も加味したもの。通貨の総合的な実力を長期的に検証するのに向くとされる。
日米欧の通貨当局が85年9月にドル高是正を取り決めた「プラザ合意」後、87年12月までに円の実質実効レートは47.9%上昇。米国の利上げ継続を背景に、05年1月から07年7月まで24.6%下落した。以後は、世界的な金融危機の中で、昨年1月までに40%上昇した。
円の対ドル相場は4日に一時、1ドル=93円22銭に下落。約4カ月ぶりの円安・ドル高水準をつけた。昨年11月27日には84円83銭に上昇し、95年7月以来の高値を記録する場面があった。円の戦後最高値は95年4月につけた79円75銭。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920009&sid=aR6diYVZmsS8