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「1・4」デイトレーダーが日本から消える日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100103-00000536-yom-bus_all
まばたきより速く注文成立、東証システム刷新
1月3日18時39分配信 読売新聞
東京証券取引所は４日から、新しい株式売買システム「アローヘッド」を稼働させる。
売買注文の処理速度が高速化し、欧米の主要証取並みとなる。東証は、約１０年ぶりとなる売買システムの全面刷新で、海外の投資マネー呼び込みを狙う。
新システムの処理速度は注文１件あたり５ミリ秒（１ミリ秒は１０００分の１秒）と、現行システムの４００〜６００倍となり、ニューヨーク証取（５ミリ秒）やロンドン証取（４ミリ秒）と肩を並べる。人間のまばたき（約０・１秒）より速く注文が成立することになる。
東証は２日夜、証券会社が参加する最終リハーサルを行い、新システムへ安全に移行できると確認した。
新システムへの移行に合わせ、株価の急騰落を防ぐための「制限値幅」を現行より最大２倍とし、売買を成立しやすくする。株価の刻みも一部で細かくし、より適切な価格形成を可能とする。例えば、現在は５円刻みで売買されている２０００円台の株は、１円刻みとなる。
東証は０９年の売買代金で世界３位の座を中国・上海証取に譲る見込みだが、約１３０億円をかけた新システムで巻き返しを図る。
高速売買が可能になることで、コンピューターが自動的に大量発注する「アルゴリズム取引」の拡大も予想され、自動売買を積極的に活用するヘッジファンドなど海外の機関投資家の資金も呼び込めそうだ。市場には「東証への注文件数は爆発的に増える」（証券大手）との声も聞かれる。
ただ、注文が増えれば値動きが激しくなるのは必至で、パソコン画面上で値動きを見ながら売買する一部の個人投資家の手法は通用しなくなるとの見方が強い。（西原和紀） .
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コメント
東証の新システムアローヘッドの投入でアルゴリズムトレードが主流となる市場に変化するかと懸念されています。
１０００分の一という数百回というトレードを行うコンピューター取引と個人がどう対峙するかという世界となるのでしょうか。
デイトレーダーのような取引を主体としている投資家、投機家は、元経済産業省の事務次官がデイトレーダーはバカという発言がありましたが、今度は、コンピューター取り引きをどういった形で発言するのでしょうか。
デイトレーダーのような激しい取引はしていませんが、値動きが果たして激しくなるのか、それともそうでないのが正直東京市場では予想できません。
上記の問題も日本には法整備が乏しく、今後米国議会のように問題がとりあげられるかどうかわかりませんが、もうひとつ重大なことは、IFRSが、今後欧米勢と同じ土俵で比較、評価されるという年であることです。
包括利益でみると日本の大手企業は軒並み業績悪化とんらるようであり、このところの金融機関の持ち株売りが顕著ですが、今後企業同志の株の持ち合いもなくなりつつあるのかもしれません。
また、将来的には、年金債務の積み立て不足なども包括利益の計算に組み込まれる可能性が強く日本企業はいよいよ本格的に自立しなければならなくなるのかもしれません。
今後日本の金融機関、技術力がある製造業こそ今までのぬるま湯をはぎおとす努力をしなければどうなるかわからに状況になるのかもしれません。
つまりは、日本国内こそ厳しい正社員に対してのリストラが必要であり、労働改革を早急に行わないととんでもないことになるような気がします。
偽装請負裁判が１０年もかかっている今の日本の状況を破壊するくらいの衝撃が今後おきるかもしれません。
今年は、対立の年とも言える状況が今後顕著にあらわれるということです。日本は倭とも古にいわれていましたが、本来の意味は、あまりいい意味を持っていなく、その意味が、まさしく今後の日本人の間でむき出しになるのかもしれません。
公務員、官僚、政治家、御用労働組合労働者、若者、高齢者などそれぞれが自分たちの利益のためだけに対立しあうようになり、世界から見れば一体日本というのは、どういう国なのかと目を覆いたくなるような状況が顕著に現れます。
障害者や、非正社員労働者などの弱い労働者は、目を覆いたくなるような扱いを受けるかもしれません。
ただ、日本人が潜在的に持っている思いやりという精神が、どこでふきかすかということになります。阿修羅のような掲示板が統制されないかぎり、ふきかえすのは間違いないとも感じますが。
司法組織の腐敗、公務員の腐敗、大企業の横暴など今後これからおこることではなく、今までおこなってきたことが、まず表にではじめるかもしれません。
世界の中の日本という立場ではなく、日本と世界となっていることに本来は政治家、大手企業の経営者は感じる年となるのかもしれません。
イデオロギーの違いが権力者の間で明確に現れるかもしれません。
今年から数年大きな変化の時期或いは厳しい時期となるかもしれませんが、本来の日本人が持つ思いやり精神を大切にすることが重要な時期となるような気がします。
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