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2010年01月01日
ガクンと落ちたNY株式市場
【NYダウ】は3時20分までは50ドル安前後で”遊んで”いましたが、3時20分になり、急に売り物が入り引けにかけて一直線で落ちていき、終わってみれば120ドル安(−1.14%)となっていました。
一体何が起こったのでしょうか?
何もありません。
ただ、利益を確定しておきたいとなったもので、2010年波乱の幕開けを予想しているような『引け方』でした。
中でも問題の【AIG】が2.03%もの急落をしていましたが、3度目の公的資金投入で実質国有化されました【GMAC】と同じく再度の公的資金の投入が噂されており、しかも、投入されました公的資金の一部は焦げ付くと既に指摘される程、経営内容が悪化しており、ヨーロッパの金融市場崩壊が迫ってきている今、早急にヨーロッパ関係事業を切り離せるかどうかにかかっています。
日本では報道されませんが、ヨーロッパの金融市場は異常なまでもの緊張状態にあり、いつ崩壊の波が襲ってくるか分からない状態にあるのです。
ヨーロッパは金融危機対応の全ての処理を先送りしてきた<咎>が今年2010年に出てきます。
いつまで世界中は株高を謳歌することが出来るでしょうか?
一ドル93円台に
NY市場で一ドル93円台に円が下落していますが、ドルはユーロに対しても強くなっており、為替市場では2010年はドル高で幕が開いた形になっています。
S&Pはこれ以上の財政悪化は日本国債の格下げにつながると警告を出していますが、今回の民主党政権予算では国債発行額が戦後初めて税収を越えるという状態になっており、景気悪化が更に進めば歳入欠陥という事態に陥り、日本国債格付けが下がる事もあり得ます。
為替市場はこのようなリスクをじわりじわりとおり込みはじめており、上下動はあるでしょうが、基調としては【円安】に向かい、仮に一ドル100円を突破してきた場合、一気に円安に走ることになるかもしれません。
そしてそれは良い円安ではなく、キャピタルフライトを伴う悪い円安となります。
2010年は為替市場が激動する一年になる筈です。
2010年新年のご挨拶
2010年、新年明けましておめでとうございます。
本来でありますれば、金融崩壊最終章になりますので、めでたいということは禁句かもしれませんが、来年2011年の新年は大多数の国民は悲惨な状況に追い込まれている筈であり、今はとにかくお正月を祝っておくべきかもしれません。
勿論、2009年は景気の悪化もあり、悲惨な状況に追い込まれた方も多く出ていますが、今年2010年は次元が違った悲惨さになる筈であり、気を引き締めて日々過ごしていきたいと思っております。
ご覧頂いておりますこのブログもまた再開しましたワールドレポートも、一層充実させていきたいと思っておりますので、ご参考になさってください。
2010年が準備をされた方、全ての皆様にとり最良の一年になられますことをお祈り致しております。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/