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米ゴールドマン、信金中金から対リーマン請求権を購入(Update1) 12月29日
(ブルームバーグ):
米ゴールドマン・サックス・グループの傘下部門が、昨年破たんした米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスに対する約5700万ドル(約52億5000万円)相当の請求権を信金中央金庫から購入した。ニューヨークの連邦破産裁判所に28日提出された文書で明らかになった。
この請求権は、リーマンが発行した固定および変動金利の円建て債券から成る。これら債券は満期をすでに迎えたか、来年迎える予定。同文書によると、信金中金は今回のゴールドマンへの売却前、7120万ドル相当のリーマン債を保有していた。
対リーマン請求権はほぼ毎日のように売買されており、支払いを待つ用意のあるトレーダーや投資家の手に渡ることもある。債権者らはリーマンに対し、8240億ドルの支払い請求を行っている。リーマンはこれら請求の調査や対処方法の策定を終えていない。
現在はAPSキャピタルの上級副社長で、以前ベアー・スターンズの請求権取引トレーダーだったカーク・ルディー氏は29日、「リーマンの請求権市場は、その破たん規模の大きさに加え、清算作業を真に分析できるより多くの情報が入手できるようになっているため、極めて活発となっている」と電子メールでコメントした。
請求権譲渡の書類に署名したゴールドマンと信金中金の関係者に電子メールでコメントを求めたが、返答は得られていない。
28日に提出された別の書類によると、ゴールドマンはニューヨークのパントン・キャピタル・グループからリーマンの借用証書(IOU)も取得した。これにはデリバティブ(金融派生商品)契約の一環としてリーマンに預けられた担保などが含まれる。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=adN1ouQAHN_Q