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10年度予算で消費拡大、経済必ず回復=藤井財務相【ロイター】
http://jp.reuters.com/article/economicPolicies/idJPJAPAN-13154920091230
2009年 12月 30日 13:30 JST
[東京 30日 ロイター]
藤井裕久財務相は30日の臨時閣議後の会見で、日本経済の先行きについて、2010年度予算の執行などを通じて消費などが拡大し、経済は必ず回復するとの見解を示した。
設備投資についても、アジア向けの輸出などによって回復するとし、景気が二番底に向かうとの指摘は当たらないと語った。
<新成長戦略は正しい発想、2010年度予算で消費拡大>
政府は30日の臨時閣議で、環境技術や介護・健康などを成長市場と位置づけ、2020年度までの平均で名目成長率3%、実質成長率2%を上回る成長をめざすことを盛り込んだ新たな成長戦略の基本方針を決定した。
藤井財務相は成長戦略について、過去の高度経済成長期の大規模公共投資や輸出中心の政策から脱却した戦略であり、「正しい発想」と評価した。
その上で、日本経済の先行きに対し、25日に決定した2010年度予算の執行などを通じて「経済は必ず戻る。(景気の)二番底というのは当たらない」と景気回復に自信を示した。具体的には、住宅など消費が拡大するとし、設備投資についても「アジア向けの輸出を通じて回復すると思う」と語った。
<JAL法的整理かは「わからない」、国交省の検討見守る>
日本航空(JAL)(9205.T: 株価, ニュース, レポート)再建に関し、企業再生支援機構が法的整理案を主力銀行団に提示したが、政府の対応について藤井財務相は「主役は国交省であり、国交省の意見・検討を見守っている段階だ」と述べるにとどめた。
法的整理の可能性については「わからない」としながら、「法的整理にもいろいろな段階がある。それをどのように組み合わせるかは前原誠司国交相を中心にやっている」と語った。
<検査入院、予算編成で「相当に疲れた」>
藤井財務相は28日から静養を兼ねた検査入院に入っているが、入院の理由について、あらためて「(2010年度予算編成で)年内編成、国債の乱発をしないこと、マニフェスト(政権公約)の重要部分をやることの3つが出来たある種の自負はある。その分、相当に疲れたということだ」と説明。体調について「検査の進展を見守る」とし、さらなる静養が必要と診断された場合の対応については「(検査の)結論が出ていない段階で仮定のことはいえない」と語った。
(ロイターニュース 伊藤純夫記者)