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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-13106120091225
[カラカス/東京 24日 ロイター] ベネズエラのチャベス大統領は、トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)に対し、地方の悪路を走行できる四輪駆動車を生産しなければ国外退去を求める可能性があると警告した。
23日夜のスピーチで述べた。チャベス大統領はまた、ベネズエラで操業するアジアや米国の自動車メーカーが現地企業と技術を共有することを拒否すれば、強制的な国外退去処分や工場接収も辞さない構えを示した。
大統領は「トヨタがここで四輪駆動車を生産したがらないというのは、一体どういうわけだ」とし、「強制する必要がある。従わないのならば、国外に退去すべきだ。われわれは別の企業を誘致する」と述べた。
大統領は、石油や発電セクターなどで企業の国有化を進めているが、これまでのところ自動車メーカーにはほとんど介入してこなかった。
トヨタの広報担当者によると、同社は現在、日本の外務省と現地の大使館に大統領の発言の真意を確認するよう依頼している
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コメント
個人投資家に人気のあったヤマハ発動機の梶川前社長は、業績不振の責任をとり退任、その後任に元会長が就任したが、体調不良で退任、そして生産畑の役人が臨時で勤め、そして柳氏が就任しました。
年齢的にも大きな若返りですが、果たして今の時期にあった人事なのでしょうか。
それと同時に、アスベスト問題が噴出しました。
トヨタにしてもすでに今年の夏頃から、トヨタ首脳の経営戦略に不安が投資家の間からでており、なぜか米国、中国、そしてベネズエラなどの周辺国からたびたび材料にされつつあるように感じられます。
民主党政権においても閣僚と官僚との軋轢が水面下でみられ、閣僚にほとんど情報が閉ざされているという状況になっているようです。年金大臣が、大臣命令を出さざる負えないというのも理解できるかもしれません。
ポッポ総理が、官僚に気を使い始めるような発言をしだしたのも何とか官僚と仲良く政権を運営したいという意志があるかとも感じますが、友愛精神では、組織はなかなか変わりません。
民主党政権が誠に政権運営を考えているならば、公務員の生首をきることにためらっては何もできないということに気付くべきです。
グローバル化が進む中で、労働の不均衡、資本の不均衡が今後国内だけでなく、世界で問題かされる時がくるのかもしれません。
世界の人口は、この経済危機の中でも増加しています。また、インフラの発達により、世界の情報が瞬時に広まりかけています。
JALの政府支援についても海外の金融機関から問い合わせが急増しているといい、日本の政府支援に不信感が膨らんでいる状況です。
各国の情報がいち早く入る日本の中では、なぜかその情報に無視する人材が国の舵を切っている、或いは企業経営しているという日本の体質がそろそろほころびにきているのかもしれません。
あるマスコミは、駐米大使の呼び出しでっち上げの今回の行動を、官僚のクーデターと記していますし、政権交代を起こした国民の意志を全く交代を起こした政党もされた政党もそして官僚も無視している有様です。
たしかに民主党の閣僚は、政権を担当した経験がない人材が多数占めているのですが、経験がないならば大きく変えられるはずなのですが、そうも官僚の抵抗に引けているようです。
その代わりに地方自治体の長などが、成果をあげるようになっています。名古屋市長にしても名古屋市議会議員は、年収2400万円、当然今の経済時期でもらいすぎと感じる市民は多いはず。官僚および政治家が反旗をしても、世論で殺されてしまします。
世論を味方にすれば、改革はできるということです。
偽装請負裁判を今している労働者も、世論を味方につけることが相手のテリトリである司法の世界には必要なのかもしれません。
労働の場合は、世界の労働者となるためにものすごい影響が出てくると感じますが。
企業がブランド戦略を取っている以上、世界の労働者イコール消費者であるために、あの企業は、どんな企業なのか、どんな社員がいるのか、あるいは、どんな経営者なのかと、注目させることが必要なのかもしれません。
日本の労働の不均衡は、決して世界に受け入れられないよう動きつつあるのかもしれません。
今日の東京市場は、利益確定売りがでているせいか微弱ながら下落していますが、まだまだ上昇していくのかもしれません。ただ、すでに高値圏にある銘柄が多いことから何らかのポジティブな材料がほしいところ。