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http://www.pjnews.net/news/490/20091222_8
【PJニュース 2009年12月23日】亀井郵政民営化問題・金融担当相は22日午前、非クラブ記者を集めた「第二会見」で、国の財政状況を危険視する声を「フィクション」と切り捨てた。国債発行に枠をはめる財務省を批判するとともに、マスコミ記者たちを同省に「洗脳されている」と嘆いた。
景気の悪化が深刻化し、わが国の一人当たりGDPは世界23位に転落する勢い。10年度予算案は前年度の規模を下回り、景気抑制効果が働く。政府が財政再建にこだわり、マスメディアが「財政危機」を宣伝し続けた結果である。
「財政再建原理主義」と呼べる風潮への評価を問われた亀井大臣は、「財務省の手のひらに載って予算編成をしたら、日本は縮むだけ。そうやってGDPは520兆円から480兆円に減ってきた。財務省がそろばん勘定でやったら国が滅ぶ」と批判した。
前の麻生内閣が「財政規律」と言いながら選挙対策のために財政出動をしたことを指摘した上で、「こんな経済状況の中で国民生活を守る上でできるのに(財務省が)協力しないと言えば、反鳩山政権宣言をしたのと同じ。そんな省は政府の中の省とは言えない。わたしは『切りなさい』と言っている」と同省をけん制した。
現在「国の借金」は864兆円だが、わずか96兆円しかない27年前から「財政危機」を宣言し、緊縮財政を続けてきた。景気対策を打つときに必ず出る「財政危機」の問題に対し、亀井大臣は「これはフィクションで、財務省のいつもの寝言。起きてる者がそれにとらわれてばかみたいなことになっている」と断じた。
外国からの借入金がほとんどない政府の財務状況を説明し、「日本みたいな国は世界にない。アメリカなどは官民合わせて200兆円くらいの借金がある。ドルが刷りまくられて、安くなるのは当たり前」と、わが国の優位性を説明した。
「財政危機」をあおるマスコミが緊縮財政を望む世論づくりを促してきたことを踏まえ、「16階の記者クラブ『財研』の連中は洗脳されているから」とマスコミ記者たちを批判。「大本営発表が正しいと思っているから、日本は戦争に負けた」と比喩した。
緊縮予算に誘導するマスコミに対し、亀井氏は各紙の論説員を呼んで話し合ったことも明かした。「『財政規律を守れ』『景気をよくしなさい』と書くが、両立できるのか。その処方せんを見せてくれ」と問うと、答えられない。しまいに『いい財政出動を』と言うが、悪い財政出動して予算を組むばかはいない」とばっさり。
需給ギャップが40兆円に拡大した現在の経済状況の深刻さを強調し、「このままで放っておけない。メディアが勝手なことを言っていては、大東亜戦争のときと同じになる」と記者たちに投げ掛けた。【了】
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コメント
休日前の日経平均の上昇は、買われる理由もないのに200円近く上昇するとは、やはり円安に傾いたことが大きな理由なのでしょうか。
今は朝方5時頃ですが、NY市場も底堅く、今日の日経平均は買い気配から始まるのかもしれません。どうですか?
マスコミの方では、鳩山総理よりも小沢権力鮮明の政権と報道されていますが、それはマスコミのかんぐりでしょう。
小沢幹事長も亀井大臣も本心は、鳩山総理で政権を固めたいと考えているのではないでしょうか。しかし、鳩山総理自身が、その部分をわかっているのですけれども反小沢勢力をもいい顔をしたいということでなかなか政権を掌握しきれないということと、糧となる人脈の薄さかもしれません。
鳩山総理が、国債発行44兆円という歯止めをつけたことで、このままでは予算が年内にくめないという党の危機感が、小沢幹事長の要望としてでたのかもしれません。
年内予算をくめないということになると、衆議院300議席以上を持ちながら予算さえくめない政権ということで大批判をあびるかもしれなかったかもしれません。
これが、鳩山内閣の性格です。
米国問題も元外務省の岡本氏が、間にはいるようですが、果たしてそれだけの人脈力があるのでしょうか。
米国が期待するのは、鳩山民主党の実行力かなとも感じます。藤井財務大臣が内需拡大を発言したならば、本当に内需拡大をしめす実行力をみせるのか、官僚打破をめざすならば、本当に官僚打破するのか、その実行力をしめしなさいということかもしれません。
根本は、内閣の人事の問題が大きいのかもしれません。小沢内閣といわれるくらい小沢幹事長と親密内閣になることが重要なのかもしれません。
小沢幹事長の献金問題にしても、今の民主党政権の中で自民党の議員が天の声といわれて行うのと同じであり、果たして今の自民党に天の声と言われるような議員がいるのでしょうか。野中元自民党幹事長でさえひれ伏したというのが、政権交代です。
検察を批判するわけではありませんが、反対勢力に仕返しされたらその倍仕返しをするのが、本当の政権交代となるのかもしれません。
こういう問題が長引いているのは、やはりポッポ政権に政権交代とは何かということを本当に理解していない閣僚が多すぎるというサラリーマン公務員体質の議員が多すぎるということかもしれません。
これでは、外交に対等な関係を求める意志を持っていてもどの国もその眼で見ません。
官僚になめられるのもわかるような気がします。
92兆円の予算で株価が上昇するというのも不思議なのですが、多分早急な景気対策がでてくるという期待感もあるのかもしれなく、かつ、亀井金融大臣の発言が大きいのかもしれません。
正直こんな予算で果たして来年、その次の年の予算がくめるのかとも危機感を抱く議員は今の民主党にいないのでしょうか。
前原大臣が、反小沢の旗をあげましたが、このような人罪が益々景気悪化を促進しているのかもしれません。知ってて発言しているのでしょうか。
コンクリートから人へという民主党の精神が、壊コンクリートから壊人の生活へと言葉を変えた方がいいのかもしれません。
歳入が36兆円位を考えていますが、来年もそのぐらいの歳入を民主党は考えているのでしょうか。その次もそのぐらいの歳入を考えているのでしょうか。
今回の歳入額は、35兆円以上の景気対策をした結果であって、果たして今の予算だけでその歳入に来年以降たどりつけるのでしょうか。
松下プラズマの偽装請負の敗訴は、基本的には鳩山民主党政権の意志とつながっています。
つまりは、今後は見捨てられうということを多くの労働者が自覚しなければならないかもしれません。
鳩山政権が緊縮財政を続けようとする意志があるかぎり、ものすごい勢いでその負担が国民特に不安定労働者にしわ寄せが行きます。
そのことを民主党政権の閣僚は、ほとんど理解していないといことです。
不安どころか危険政権になったのかもしれません。
鳩山民主党政権を支持した国内、海外の有識者は、もうポッポ政権には支持しないでしょうし、動こうとはしないでしょう。それぐらい鳩山政権は危機的状況に変化しているのかもしれません。
そのことに閣僚さえ気づいていないのかもしれません。
鳩山政権は、日本の本当の力の源泉である技術、技能者を敵にまわしたらもうおしまいです。そういう意味では労働組合というのは重要なのですが、今のような時期にそのような組合の代表を重臣にしてはうまくいくのもいきません。
今の組合の幹部は、何もしたことがない人材がなっているにすぎず、行政刷新するよりもまず人事刷新することかもしれません。
ここ2年3年は、非正規労働者にとっては、地獄の道への入口にはいるかもしれませんし、労働組合と同盟を結んでいる経営者も同じ道にいくのかもしれません。
となると、日本人は何もしないといのが一番いいのかもしれない民族かもしれません。