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スティグリッツ教授:米国は第2次景気刺激策の準備必要−経済は脆弱 12月21日
(ブルームバーグ):
ノーベル経済学賞受賞者のジョゼフ・スティグリッツ教授(米コロンビア大学)は21日、米経済はなお政府の支援が必要になる可能性があるとの見方をあらためて示し、政府は第2次景気刺激策を準備すべきだとの認識を示した。
同教授は21日、シンガポールで記者団に対し、米経済の成長率は2010年下半期に減速する可能性が「著しく高い」と述べた。そのうえで、「景気が回復すれば支出は不要だが、回復しなければ、つぎ込む資金が必要となる」とし、「今準備せずに、わたしの予想通り景気が弱ければ非常に困難な状況になる」と指摘した。
大恐慌以来で最悪の米国のリセッション(景気後退)は、過去2年間で700万人余りの雇用喪失につながった。政府と米連邦準備制度理事会(FRB)は、景気と信用市場の回復を目指し10兆ドル(約905兆円)を超える支出や融資を実行・約束してきた。
ステグリック教授は10月、米雇用市場はなお「非常に悪い状態」にあり、米国その他諸国が金融市場の崩壊を回避するため1年前に導入した景気刺激策について、緩和に転じるのは時期尚早だとの見方を示していた。同じくノーベル経済学賞受賞者で米プリンストン大学のポール・クルーグマン教授も先月、米国は景気刺激のための追加財政支出を行わなければ、「高い失業率が何年間も続く」リスクを負うことになると指摘した
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aabo2iDvkUbY