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http://japanese.cri.cn/881/2009/12/21/146s152030.htm
中国の社会学者は、「中国では、今年に入って、集団事件の発生が絶えず増加し、現有の社会構造が急速な工業化発展に適応しないことがその原因だ」と指摘しました。
21日、中国社会科学院は北京で2010年「社会青書」を発表し、社会集団性事件の増加などの問題を取り上げています。社会科学院社会学所の陳光金副所長は、「今年、環境保護などの問題による集団性事件の発生率は例年より著しく増加した。それには暴力事件も含まれている」と述べました。
社会科学院社会学所の陸学芸研究員は、「中国経済は工業化の中期段階に入った。しかし、社会構造は依然として工業化の初期段階の都市部と農村の2次構造に止まっている。これは事件多発の原因だ。これを解決するには、政府は経済発展の方式を一段と改善し、この2次構造を解体していくべきだ」と述べた上、これまでの戸籍制度を改善し、都市と農村の均衡の取れた発展を促進させることを提案しました。(翻訳:トウエンカ)