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ドラッグマネーが世界的危機の最中、銀行を「救済」した
ヘロイン原料となるケシ
◆12月19日
世界の金融システムにドラッグからの収益金などが流れ、それで崩壊を免れた銀行などが存在する、と国連の担当者が語った。
銀行とドラッグマネーの関わりは、ずいぶん古くからあったはずだ。おそらく今でもそれはずっと続いているはずだ。
だから、金融危機の最中に、そのドラッグマネーで「救済」された銀行があっても少しも驚くことではない。と言ってそれを認めているわけでは決してない。ただ事実は事実であり、それを否定しても始まらないということだ。
世界が金で支配される世の中である限り、この銀行とドラッグマネーの癒着構造はなくならないだろう。
問題は、そのような金の世の中、というものがこれからもずっと長続きするとは思えない状況に世界は入りつつある、ということなのだ。一切の悪行が白日の下に晒されるような時代が近づきつつある。
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●ドラッグマネーが世界的危機の最中、銀行を「救済」した
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=16562
【12月15日 by Rajeev Syal】
国連の麻薬犯罪担当責任者がオブザバー紙に、数千億ドルになるドラッグマネーが世界的危機の最中、金融システムを存続させるのに使われたと語った。
国連麻薬犯罪局長のオントニオ・マリア・コスタ氏は、昨年崩壊の淵にあったいくつかの銀行に対し唯一の流動資金として活用されたのが組織的な犯罪の収益であったという証拠を確認している、と語った。ドラッグの利益である3520億ドルの大半は結局のところ、経済システムの中に吸収されていった、と述べた。
これは、危機の時の経済システムに対する犯罪行為がもたらす影響力に関する問題を提起することになる。オバマ大統領やブラウン首相らを含む世界的指導者が新しい国際通貨基金規定を呼びかけているように、銀行業界の更なる調査を促すことになるだろう。ウィーンの事務局でコスタ氏は、不法の金が金融システムに吸収されていったという、検察関係者と情報機関による18ヶ月前に寄せられた証拠が、彼の注意を喚起した、と語った。
「多くの場合、ドラッグによる収益金は唯一の流動性のある投資資金としてあった。2008年の後半、流動性こそが銀行システム上の主要な問題で、流動性資金は重要なファクターであった」と彼は語った。
彼の事務局に届けられた証拠は、ギャングマネーはいくつかの銀行を崩壊から救ったことを示していると氏は語る。
「インターバンク・ローンはドラッグ貿易とその他の不法な活動からの収益がその源となっている資金が使われた・・・いくつかの銀行はそれで崩壊を免れたという証拠がある」と言う。コスタ氏はそのような資金を受けた銀行や国の名前を挙げることはしなかったが、それは彼の事務局の務めはそのような問題の存在を明らかにすることにあり、非難の対象を明らかにすることにはないので、それをすることは不適当だと判断した、と言う。しかし、その資金は今や公的なシステムになり事実上、ロンダリングが済んでしまっていることになる、と語った。
「昨年、銀行同士でお互いに資金の提供を拒否したために金融システムが麻痺してしまった時、この問題が生じた。システムへの積極的な流動性と銀行の株価の漸進的な改善は、この不法資金問題をずっと軽微で終わらせたはずだった」と彼は語った。
IMFはアメリカとヨーロッパの大銀行は2007年1月から2009年9月までの間に1兆ドル以上を有毒証券などで損失を出し、200以上の金融機関が破綻したと見積もっている。多くの主要企業も破綻したり、強制的に買収されたり、政府管理に入った。
ギャングらは、最大の利益をドラッグ貿易からあげていると考えられているが、その額は3520億ドルになると国連は言っている。彼らギャングは、通常は手続きを現金で行い、当局の監視から逃れるためにオフショアに移動させるという。ドラッグマネーが銀行に流れ入ったという証拠はイギリス、スイス、イタリア、アメリカの担当官からの情報によると考えられている。
イギリスの銀行は、コスタ氏が主張していることの裏づけとなる証拠を見たいものだと言っている。イギリスのある銀行協会のスポークスマンは、「こういったことを支持する規制についての話し合いに我々は加担していない。システムに流動性が欠けていたことは明らかであるが、かなりの部分は中央銀行の介入で解決した」と語った。
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2009/12/19 (Sat) 経済
[新世紀人コメント]
アフガニスタン戦争継続の目的にアフガニスタンのケシ栽培をタリバンから守る為からも必要と言う事なのかもしれない。
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