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枝川二郎の「マネーの虎」 「国はもっと借金して大丈夫」 主張する人たちの「でたらめ」【Jcastニュース】
http://www.asyura2.com/09/hasan66/msg/530.html
投稿者 地には平和を 日時 2009 年 12 月 20 日 13:06:02: inzCOfyMQ6IpM
 

枝川二郎の「マネーの虎」
「国はもっと借金して大丈夫」 主張する人たちの「でたらめ」【Jcastニュース】
http://www.j-cast.com/2009/12/17056305.html
2009/12/17 11:21

2009年度の国の税収(見込み)は36兆9000億円。

その一方で鳩山由紀夫首相は2010年度の国債の発行、つまり新たな借金を44兆円以内に抑えると言っている。

これはいわば年収369万円のサラリーマンが、年収を上回る440万円もの借金を新たにするようなもので、明らかに異常事態といえよう。

しかし、こんな状況でも「国の借金は多すぎることはない、もっと借金をしろ」と主張する人たちがいる。

今回はそういう見方がいかにおかしいか、ポイントを一つひとつ、順を追って論じてみたい。

中国が米国債売却を検討 その可能性はあるのか : J-CASTニュース
日米相次ぎ国債購入拡大 協調して財政出動を下支え : J-CASTニュース
Google からクリッピング - 2009年12月20日

借金返済のための「増税」は最悪の政策

1)いざとなったら政府は国民から税金をたくさん取って返済に回せば良い?

政府は国民の同意なしに税率を上げることはできない。

「国の借金を期日どおりに返すために税金を今までの2倍払ってください」などと政府が国民に頼んだとしたらどうだろう。

「政府の責任を国民に押し付けるな」と拒絶されるに決まっている。

消費税を1%上げるのさえ容易でないのに、大幅な増税が可能と考えるのは甘すぎる。

それに大幅な増税は間違いなく景気悪化につながる最悪な政策だ。

2)日本には豊富な国有財産があるので、借金の返済に問題はない?

国債に担保はなく、たとえ返済不能になったとしても、借り手である国が国有財産を差し出す義務はない。たとえば、90年代後半にロシアが債務不履行になった時も「じゃあ天然ガスで返せ」などという話にはならなかった。

「皇居だけで数千億円の価値がある」などとうそぶいてみても、現実に皇居を貸し手に差し出すわけにはいかない。

国の借金が返済されるかどうかは結局のところ政府の信頼性に大きく依存している。

国有財産に手をつける前にバンザイするのが国の債務不履行というものだ。

政府の返済不能は必ずしも稀なことではない

3)国債の95%は日本人が保有している。

日本人の金融資産は1500兆円あるので、その範囲内ならば返済に問題がない?

1500兆円には、わたしのわずかばかりの預金や生命保険も貢献しているはずだが、国の借金の返済のためにわたしの資産を使ってもらって結構、などと国に約束した覚えはない。

あるいは、国債を多額に保有している銀行や保険会社が政府に資金を贈与する義務もない。

もしも民間のカネを政府が強制的に召し上げるような事態になったとしたら、それこそ国の借金の貸し倒れにも劣らないような緊急事態だ。

まして、国債を持っている人の国籍によって返済の条件を変えるようなことが許されるはずがない。

4)日本国の借金は円建てなのだから、必要な金額だけ札を輪転機で刷れば必ず返せる?

理論的にはその通り。

インフレによる解決だ。

しかし、数十兆円、数百兆円のカネをじゃぶじゃぶ市場に放出するというのは、すなわち円の価値を暴落させることに他ならない。

1946年に戦時国債はハイパー・インフレーションにより紙くず同然になったが、これでは「返済できなかった」というのと実質的に違うところがない。

先進国の政府による返済不能というのは必ずしも稀なことではない。

アメリカでは大恐慌の最中の1933年に金本位制の下で債務不履行となった。

また、日本では第二次大戦後の混乱期に戦時国債の実質的な債務不履行のほかに預金封鎖や新円切り替えの制限などがあった。

現在、国の借金は明らかに危険な領域にある。

鳩山首相は二酸化炭素の排出量を2020年までに25%削減すると宣言したが、より差し迫った課題である国債の削減計画を何よりも先に示すべきだと思う。

返済の見通しが立たないままに節度なく借入を増やしている今の状態は「ネズミ講」とまで言わなくても「無責任の極み」といえるのではないか。

適切な行動をとられることを望みたい。


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++ 枝川二郎プロフィール

枝川二郎(えだがわ じろう)国際金融アナリスト

大手外資系証券でアナリストとして勤務。

米国ニューヨークで国際金融の最前線で活躍。

金融・経済のみならず政治、外交、文化などにもアンテナを張り巡らせて、世界の動きをウォッチ。

その鋭い分析力と情報収集力には定評がある。


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コメント
 
01. 2009年12月20日 13:20:55
4)日本国の借金は円建てなのだから、必要な金額だけ札を輪転機で刷れば必ず返せる?

理論的にはその通り。

インフレによる解決だ。

==========
 これしかない。
ハイパーにならない程度で刷ればすむことだ。
 これ以外の手はあるまぃ


02. 2009年12月20日 15:15:15
>それに大幅な増税は間違いなく景気悪化につながる最悪な政策だ

といいつつ

>より差し迫った課題である国債の削減計画を何よりも先に示すべきだと思う

って何?インフレはだめなら増税しかないじゃない?矛盾してる

で、このプロフィールは自称かねw↓

>米国ニューヨークで国際金融の最前線で活躍。
>その鋭い分析力と情報収集力には定評がある。


03. 2009年12月20日 15:57:04
だから日銀のデフレ政策が大間違いだったってだけってことじゃないですか

04. 2009年12月20日 18:56:32
>数十兆円、数百兆円のカネをじゃぶじゃぶ市場に放出するというのは、
>すなわち円の価値を暴落させることに他ならない。
>1946年に戦時国債はハイパー・インフレーションにより紙くず同然になったが、
>これでは「返済できなかった」というのと実質的に違うところがない。

お金を刷るとか、日銀の国債引き受けを言うと、
すぐにハイパーインフレになるという話になります。

数十兆円、数百兆円の程度の金では、インフレどころか、
デフレも解消しないと思います。

経済学者やエコノミストは、いくらお金を印刷すると、
どの程度のインフレになるということを定量的に明示してから、
反対を唱えるべきです。

私は、10年間に1千兆円印刷しても、せいぜい物価は2倍程度と思います。
それなら、年率7%のインフレでしょ。ぜんぜんたいしたことないジャン。
(なんの根拠もありませんが。)


05. 2009年12月20日 19:24:35
さっさと予算を削減しろ!
さっさと特別会計を削減しろ!
さっさと公務員を十分の一に減らせ!
さっさと公務員の給料を半分にしろ!
さっさと宦官の巣窟の省庁を廃止しろ!
さっさと税金を減らせ!
さっさと国民からむしり取るのをやめろ!

06. 2009年12月20日 19:26:24
>ハイパーにならない程度で刷ればすむことだ

そんなものが管理できると信じている社会主義者の減らず口w
まだ諦めていない能なしw


07. 2009年12月20日 22:26:58
枝川さんの言われる通りです。 CO2の25%削減計画よりも、国債の削減計画を明らかにすべき。 返済の見通しの無いままに借金を増やしている今の状態は無責任の極み。 その通りですが、とられるべき適切な行動とは何かが問題です。 税収の見込みは27兆円、支出の予算は90兆円、国債の増発は44兆円。 これでは勘定が合わない。 税収の見込みは更に減るだろうと見られている。 日本の貧困者数は二千万人と言われているが失業者は更に増えるだろう。 二千万人、人口比率15%以上が月収10万円以下の困窮者です。 国債依存を止めるとすれば来年度の支出予算を27兆円以下にせねばならない。 しかしそうすれば景気は失速し失業者は一挙に増加するし企業倒産は避けられない、従って税収はいくらになるか判らない。 これが現状です。 ハイパー・インフレ、国債のデフォルト、ハイ・タックスしか道が無いというのはフランスのシンクタンクの結論的な予測です。 多分来年一杯はどうにかなるでしょうが、その先はどうする。 小沢は嫌いだといっていても何も解決しない。 彼以外に誰かいるわけでもない。 かすかな望みを彼に託すしかないのではないでしょうか。 小泉・竹中の政策は日本の経済をここまで破壊してしまったのですから、彼らの話を聞いてみても仕方が無い。 日本だけが孤立して生きていける訳でもない。 破壊された経済は日本だけでもないし、健全と言える国も無い。 アメリカや中国の貧困生活者はもっと悲惨です。 しばらく考えて見ます。 枝川さんや外の方々も考えてみてください。 今NHKではグラス・ステーガル法の廃止された頃の話を放映しているところです。 N.T

08. 2009年12月20日 23:03:45
05さんの言うとおり。賛成です。

不況脱出には、国民は政府頼りを止めるべきだ。江戸時代、では無く、今は戦後なのだから目を覚まそうよ。何でも良いからともかく仕事をしてお金を稼ぐことが大切。政府に頼っても、稼がずに使われるだけで、経済が良くなるわけがない、後に政府が莫大な借金を残し踏み倒すだけしょう。


09. 2009年12月21日 05:08:20
だから日銀が国債ガンガン買えばいいだけでしょ

毎年デフレで物価が下がった分計算して調整国債として日銀に買い取らせろ。
その額を国民全員に還元すれば需給ギャップを直接埋められる。

一人何十万円も配った上に、一気に太陽電池でも地熱発電でもやれる。


10. 2009年12月21日 10:37:09
>だから日銀が国債ガンガン買えばいいだけでしょ

どうしようもないほど頭悪いなw
社会主義者と共産主義者とファシストと宦官主義者は、氏ねよ


11. 2009年12月21日 13:38:02
大手外資系証券でアナリストとして勤務。

欧米の巨大複合金融資本化の手先ということだな。

国家財政と一般家庭の家計を同じに考えて論じること自体が、根本的な誤り。

家庭はお金を創造できないが、政府は必要に応じて、貨幣自体を創造することができるし、その資金で事業を創造することもできる。というかそれが仕事でもある。

こんな根本的なことを意図的に無視して、日本国自前の金融政策をすることを牽制しているのは、反国家的な言説と大同小異だろう。

円高が問題とされているこの時期に、国債増刷や政府紙幣などの政府の信用創造をインフレの原因になるから止めろという程度のエコノミストは、現実的に社会を良くすることなど全く考えていないということだ。


12. 2009年12月21日 16:30:54
「なんのために「財政再建」しなくちゃならんのだ?」
http://kagiwo.blog18.fc2.com/blog-entry-274.html
「ソ連になるぞ!(笑)」
http://kagiwo.blog18.fc2.com/blog-entry-276.html

久々にハッとさせられた意見でした。
言われてみれば、財政再建論には「理由」とか「意義」が欠けていますね。
共通しているのは「インフレだけはダメ」という部分です。
なるほど、デフレを歓迎している人がいるってことですか。

賛同者のなかで書き込み出来る方、アップしてもらえませんか?


13. 2009年12月21日 22:30:20
欧米の巨大複合金融資本の作戦

家計と財政を別物と考えさせるインチキ経済学で洗脳済みのバカにアナリストをさせることw


14. 2009年12月21日 22:32:13
>反国家的な言説

「巨大複合金融資本」に脳味噌をコントロールされているバカ・アナリストは国家統制主義者、全体主義者の言説を自分がしているに過ぎないw


15. 2009年12月22日 00:51:29
あら、11が「大手外資系証券でアナリストとして勤務」してるのかと勘違いした、ゴメンナサイw
そうだよな、おかしいと思った。
アナリストが、11みたいなことを書くわけがない。

16. 2009年12月22日 09:31:48
デフレスパイラルの後のハイパーインフレ。
この急降下→急上昇が近い内に起きるのは間違いないと思われます。

急降下について
プライマリーバランスの確保・・これはケインズ経済に則った財政出動により国が借金して国民の生活を豊かにしてきた結果、国民が豊かで国家が借金地獄という状況を生み出した現状からの脱却を意味してます。デフレスパイラルで、多くの会社が倒産し失業者がでる。生活水準が大幅にさがる事で、国民の意識改革を行い、税収に見合った支出で実現可能な社会を創造する。GDPも大幅に下がることでしょう。

急上昇について
プライマリーバランスの確保だけでは、次の時代にはいけない。
この部分が皆さんの話題になっている、国家債務の問題。
これは過去の問題と捉えられるが、プライマリーバランスを取ったとしても、この部分を解決しないとどうにもこうにもいかない。
この部分は、世界的な経済混乱の中でのハイパーインフレによる通貨危機によってソブリンデフォルトによって解消する道しかないと思われます。

この急上昇・急降下を終われば、次の新しい日本が見えてくると思います。


17. 2009年12月23日 02:55:41
リーマンショックで顕在化し全世界に広がった今回の大不況を、正確に予測したエコノミストは、ごく少数で、後の大多数は専門用語を使って粉飾しているでたらめで楽観的な予測をしていたにもかかわらず、いまだに経済の専門家だと称して、前回の反省や間違いを認めることもなく、経済予測をしているが、枝川二郎の言説もこれと同様で、自分の飼い主に都合のいい主張を、客観性を装って繰り返しているに過ぎない。


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