大恐慌以来の改革、金融規制へ新法可決…米下院【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20091212-OYT1T00379.htm

【ワシントン＝岡田章裕】

米下院本会議は１１日、金融危機の再発防止のため、包括的に金融監督・規制を改革する「ウォール街（金融街）改革と消費者保護法案」を２２３対２０２の賛成多数で可決した。

１９３０年代の大恐慌以来となる抜本改革となる。

ただ、上院は審議が難航しており、成立にはなお時間がかかる見通しだ。

改革法は、

〈１〉消費者金融保護庁を創設

〈２〉金融安定協議会を新設し、連鎖破綻(はたん)の懸念がある主要金融機関の監視を強化

〈３〉米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の金融政策を議会の監査対象にする――

などが柱となる。

（2009年12月12日10時47分 読売新聞）
　

コメント

01. 2009年12月12日 19:11:19 アメリカは一刻も早くグラス・スティーガル法を復活するべきである。　1999年11月12日にクリントンが成立させた金融サービス近代化法（Financi Services Modernization Act)を廃止するべきではないだろうか。　簡単に言えば、ビッグ・バン以前の形に戻すと言うこと。　今更そんなことは出来ないと言うだろうが、出来なければもっと悲惨な状態になるしかない。　マルキシズムの社会が極端な国営主義で独裁による抑圧社会だったが、それが崩壊した後の世界が、それとは反対の極端な自由市場原理主義の落ち込んで失敗したと言うことではないか。　すべての極端を廃して中道を原理とするというのはお釈迦様の話だが、同様にアリストテレスや孔子も同じ事を説いている。　だとすればビッグ・バン以前の混合型経済が、もっとも優れている事になるのではないだろうか。　N.T

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