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http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009121102000226.html
現金やめ株で支給 米ゴールドマン 高額賞与批判に先手
2009年12月11日 夕刊
【ニューヨーク=阿部伸哉】米投資銀行大手ゴールドマン・サックスは十日、幹部への年末ボーナスの現金支給を取りやめ、すべて株式で支給する方針を決めた。ウォール街批判や、国際的な報酬制限への動きをかわす狙いとみられる。
株式支給の対象は、ブランクファイン最高経営責任者(CEO)や、リスクの高い取引を扱うトレーディング部門の幹部を含むトップ三十人。支給された株式は五年間は売却できず、経営により責任を持たせる。
具体的には、五年間に幹部がリスクの判断を誤り、同社に損失を与えたことが判明した場合には報酬を没収できるとしている。ただ、ロイター通信によると社員全体の支給額総額は二百億ドル(約一兆八千億円)を超え、高額支給に変化はないとみられる。
金融機関のボーナスをめぐっては、大手金融機関の幹部らが巨額の現金支給を目指し、短期的なもうけに走っているとの見方が根強い。ゴールドマンは、米議会などでの報酬制限議論をにらみ、自主的な改革への動きに踏み切った形で、他のウォール街の金融機関も追随するとみられる。