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(回答先: バンク オブ ギリシャ 株価 (NYSE) 【finance.yahoo.com】 投稿者 hou 日時 2009 年 12 月 11 日 07:15:21)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=a2NlLcrCIX4M
12月10日(ブルームバーグ):欧州の為替・株式・債券・商品相場は次の通り。(表はロンドン午後6時現在)
為替 スポット価格 前営業日ユーロ/ドル 1.4703 1.4726ドル/円 88.22 87.87ユーロ/円 129.72 129.39
株 終値 前営業日比 変化率ダウ欧州株600 243.89 +2.47 +1.0%英FT100 5,244.37 +40.48 +.8%独DAX 5,709.02 +61.18 +1.1%仏CAC40 3,798.38 +40.99 +1.1%
債券 直近利回り 前営業日比独国債2年物 1.24% +.03独国債10年物 3.18% +.04英国債10年物 3.81% +.14
商品 直近値 前営業日比 変化率金 現物午後値決め 1,128.50 -12.50 -1.11%原油 北海ブレント 71.54 -.85 -1.17%
◎欧州株式市場
欧州株式相場は4日ぶりに反発。ユーロ圏財務相会合議長を務めるルクセンブルクのユンケル首相兼国庫相がギリシャの国家破産の可能性を排除すると述べたことが材料視された。また、衣料品小売り大手インディテックスの決算がアナリスト予想を上回り、小売株指数を押し上げた。
ギリシャ銀行最大手のギリシャ国立銀行は7.1%高。同2位のEFGユーロバンク・エルガシアスは6.8%上昇した。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は3.4%高。インディテックスは4.1%上げた。
ダウ欧州600指数は前日比1%高の243.89。同指数は前日までの3日間では下げていた。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がスペインの格付けアウトルックを引き下げたほか、フィッチ・レーティングスがギリシャのソブリン格付けを引き下げたことが背景だった。アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の政府系投資持ち株会社ドバイ・ワールドが全債務の支払い繰り延べを債権者に求めた11月25日以来、ソブリン債に対する信頼が一段と揺らいでいる。
LGTキャピタル・マネジメント(スイスのプファフィコン)の株式分析部門責任者、マンフレド・ホファー氏はギリシャの格下げやドバイ問題は「危機がまだ終わってないことを示したが、景気回復という全体像はまだ残っている」と指摘。「経済統計は今も改善に向かっており、相場は動きが荒くなっているものの、上向いている」と語った。
米労働省が発表した5日に終わった1週間の新規失業保険申請件数は47万4000件と、前週の45万7000万件から1万7000件増加したものの、4週間移動平均は1年ぶり低水準となった。また、10月米貿易収支は予想外に赤字額が縮小した。
ユーロ圏財務相会合議長を務めるルクセンブルクのユンケル首相兼国庫相はボンで記者団に対し、「私はギリシャが国家として破産する可能性を完全に排除する」と語った。また、欧州連合(EU)が対ギリシャ支援を必要とするかとの質問に対しては「必要にはならないだろう」と答えた。
ダウ欧州600指数の小売株指数は1.3%高。英家電小売りケサ・エレクトリカルズは2.5%上昇。ドイツ銀行は同銘柄の投資判断を「ホールド」から「買い」に引き上げた。「健全な回復を実現する可能性が高い」ことを理由に挙げた。
INGグループは7.5%上昇。バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチ・グローバル・リサーチは、同銘柄を「ヨーロッパ1」リストに加えた。
◎欧州債券市場
欧州債市場ではドイツ10年債相場が4日ぶりに下落。11月の独卸売物価指数が前月比で上昇したほか、欧州中央銀行(ECB)が緊急流動性措置を一部引き揚げる考えをあらためて示したことが嫌気された。
ドイツ連邦統計局が10日発表した11月の独卸売物価指数は前月比0.7%上昇した。スペインはこの日、10年債の入札(発行額21億ユーロ)を実施。前日には米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が同国の格付けアウトルックを下方修正している。
RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニコラス・スタメンコビッチ氏は「ユーロ圏では緩やかな景気回復が見られつつあるが、国ごとのばらつきは非常に大きい」と指摘。「ドイツとフランスが回復の先頭に立っており、これはECBが徐々に流動性供給を引き揚げる環境になることを意味している。投資家は域内各国の差別化を強めるようになるだろう」との見方を示した。
ロンドン時間午後5時現在、独10年債利回りは前日比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)上昇の3.17%。同国債(表面利率3.25%、2020年1月償還)価格は0.33ポイント下げて100.65。2年債利回りは2bp上げ1.23%。
◎英国債市場
英国債市場は下落。英政府が財政健全化に向け十分な措置を講じていないとの懸念に加え、イングランド銀行(英中央銀行)が景気回復を目指して開始した国債購入プログラムが終了に向かいつつあるとの観測が背景。
英10年債利回りは4週間ぶりの高水準に上昇した。英政府は前日、2013年3月まで4年間の財政赤字が6110億ポンド(約87兆5300億円)になるとの見通しを示し、従来予想の6060億ポンドから修正した。キング総裁率いるイングランド銀行はこの日の金融政策委員会(MPC)で、資産買い取りプログラムの規模を総額2000億ポンドで維持することを決めた。ブルームバーグがまとめたエコノミスト38人の調査でも、全員が資産買い取り規模の据え置きを見込んでいた。
イグニス・アセット・マネジメントのファンドマネジャー、スチュアート・トムソン氏は、「イングランド銀という英国債の主要な買い手がいつか市場から姿を消す。つまり利回り上昇は避けられない」と述べる。「この日の国債売りはまた、信頼できる政府歳出計画の欠如に対する市場の失望を反映している」と付け加えた。
ロンドン時間午後3時45分現在、10年債利回りは前日比14ベーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)上昇の3.80%。一時は11月 11日以来の高水準となる3.84%を付けた。同国債(表面利率4.5%、2019年3月償還)価格は1.11ポイント下げて105.40。2年債利回りは4bp上昇の1.15%。