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日銀、デフレ認識で政府と歩調 追加緩和で風圧も(日本経済新聞)
日銀の白川方明総裁は30日、名古屋市での講演と記者会見で現状を「デフレ」と初めて認め、政府との一枚岩を強調した。急激な円高は「回復途上にある企業マインドに影響を与える可能性がある」として警戒感をあらわにした。だが具体的な円高・デフレ対策には手詰まり感が強く、政府の日銀への緩和圧力が強まる可能性は残る。
「物価の認識で日銀と政府の間に意見の不一致はない。持続的な物価下落という意味で緩やかなデフレ状況にあるという見解」。白川総裁は会見で断言した。政府の「デフレ宣言」以後、総裁は「判断は同じ」としながらも、デフレかどうか明言を避けてきた。
政府内には「日銀はデフレと認めず、危機感が足りない」との空気も強かった。加えて急速に進んだ円高が景気の下振れ要因として急浮上。鳩山首相との会談を控えた総裁は、政府・日銀間に物価認識にズレがあると受け取られるのは得策ではないと判断したようだ。(23:34)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20091130AT1C3000D30112009.html