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http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920011&sid=a5mSYDDHJK4U
11月28日(ブルームバーグ):ブラジル中央銀行のメイレレス総裁は28日、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の債務危機について、世界市場でさらに金融問題が発生し得るという見通しを裏付けるものだと指摘した。
メイレレス総裁はサンパウロで開かれたイベント後に記者団に対し、「これは警鐘だ。今後問題になるため、行き過ぎた熱狂を回避する必要がある」と述べ、「行き過ぎた熱狂は調整時の過剰反応につながる」と指摘した。
ドバイ政府系持ち株会社ドバイ・ワールドの返済繰り延べ要請をきっかけに、新興市場資産を避ける動きが広がり、ブラジル株の指標のボベスパ指数は26日、2.3%下落した。27日は1%高の67082.15で終了。
同総裁はさらに、「世界の金融システムは危機時に発生した損失をまだ吸収しきれていない」とし、「世界の景気回復はまだ不確実性を突きつけている」と指摘した。同総裁は27日、ブラジルの銀行はドバイに対するリスク債権を持たないと述べていた。
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コメント
民主党の批判めいたコメントに偏りがちですが、今株取引をしている多くは投資家ではなくトレーダーが多いために、株価が上がろうが、下がろうが、トレンドが見つかればそれに応じて取引していきますので、株価を上げたいという気持ちはあるのですが、なぜここにに来て株価をあげることを重要視しているのは、日本以外の国の株価が上昇トレンドで日本株が下げていることに危険性があると感じます。
日本以外の国の株価の上昇トレンドの調整がはいると日本株はどうなるのでしょうか。
日経平均が12000-14000円以上であればまだましですが、今の日経平均の株価は9000-10000円程で、極端に下がりだしたら一体どうなるのでしょうか。
昨年の暴落時のように公的資金で買い支えるのでしょうか。今の民主党政権にそれができるでしょうか。
それでなくても今の東京市場は、買い支えた公的資金が売り逃げているという状況です。
今日の日経平均は200円以上の上昇ですが、基本的には、日本売りのスタンスは変わらないとも感じます。
ドル円に関しても一時1ドル84円を付けましたが、藤井財務大臣では、介入はしないということであれば、まだまだ円高が続く可能性すらあります。
長期的にはドル安傾向なのですが、財務大臣の発言により投資家は円買いで突き進むかもしれません。要は、日本単独で介入ができないだろうということかもしれません。
今期前半は、企業の底を持ちなおしたことでGDPが底より上昇しました。円高もありさぞ日本に恩恵があるようにも見えますが、資源などは、価格が上昇しています。
そして日本国内は、民主党政権がデフレ宣言したように安くなければ、或いは国民の税金で補助を与えなければ売れないという状況です。世界一の消費大国米国にしても消費不振が長引いています。
来年はメーカーが作りすぎた在庫の問題がまた噴出するかもしれません。
株価が下がり、原材料価格は上がり、消費不振、雇用は流動しないとなれば行きつく先は鳩山恐慌です。
現在はすでに鳩山不況という状況ということを鳩山政権も気づいていないのかもしれません。
そして国民もそうなのかもしれません。
すでに不況がはじまっているということを。
鳩山政権の主要閣僚が休日に半日かけて官邸で会議をしたそうですけれども、菅国家戦略担当大臣が従来の金の使い方ではなく、レバレッジ効果がある資金の使い方、例えばエコポイントのような使い方をするというようなこともマスコミに話をしていましたけれども、どれだけレバレッジが効いたでしょうか。
家電業界、自動車業界は持ち直しただけであり、増益に転がり込んだのでしょうか。
その恩恵を受けない業界はどうだったでしょうか。
仕分け作業にしてもそれをして果たしてGDPが増えることを同時に検討したのでしょうか。
正直鳩山政権は、大変な時期に政権交代をしたこともわかります。日本の財政の悪化は、前自民党政権と総理がコロコロ変わっても政治に連続感、継続感を国民に持たせた官僚に責任があるからです。
株価でいきますと、今年中で鳩山政権の発足時の高値にたどりつけないような期待がない政策運営を鳩山政権が続くとしたら、鳩山恐慌は現実となるのではないかとも感じます。
ただ、どの閣僚もすでに無責任閣僚となりつつあるために強烈な景気対策はうてないでしょう。
小沢幹事長もそのことに気付いたのか、いぜんから気付いていたのかもしれませんが、マニフェスト実行の努力する姿を見せることが重要との発言をしましたが、結果をともなわない公務員の仕事と同じむじなの世界なのかもしれません。
今重要なことは、民主党鳩山政権を批判することであり、支持することでもなく、今は鳩山不況の状態ということを政府に認識させることなのかもしれません。