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ドバイショック3=ドル円
2009/11/29 (日) 18:38
27日のNY時間の為替相場は乱高下。
世界中が注目したNY市場では、ダウ平均は2.1%安、ナスダックは2.8%安の大幅下落でスタート。
しかし、下記のブラウン英首相などによる発言で、ダウ平均が下げ幅を縮小。
ブラウン英首相とドラギ金融安定化理事会(FSB)議長は、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の債務危機について、「封じ込めることができる」と確信していると発言した。
トリニダード・トバゴを訪問中のブラウン首相は記者団に対し、「20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)議長の立場でドラギ議長と話し合った。当局が措置を講じ状況をモニターするため仕組みを設置した今では、事態は封じ込め可能であり局地的なものだと確信してよいと、われわれは考えている」と語った。FSBはG20の中央銀行、監督当局などで構成する。ドラギ氏はイタリア中銀総裁。
出所 Bloomberg
連れて、クロス円が回復してNY市場は終了。
金曜日のNY市場はThanksgiving休暇明けの薄いマーケットであったため、株とクロス円の回復も激しかったわけですが、下げ幅を回復しただけであり、上昇に転じたわけではありません。
アメリカの金融株もBOAは3%安、JPモルガンも2%値下がり。
今週もドバイショックの行方を横目に、基本的な流れは「株安、円高」。
市場には「ドル円は年内82円に向かう」という見方が増えてきています。
今週のドル円は87.00〜50円がレジスタンス。
介入警戒感と綱引きをしながら、値を下げる展開の可能性が濃厚。
それでは、今週もよろしくお願いします
http://www.gci-klug.jp/nishihara/2009/11/29/007512.php