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http://www.zaikei.co.jp/article/biznews/091128/41251.html
財務大臣の藤井裕久氏は、「強い円は、日本経済にとって打撃だ」と述べた。
1ドル84円まで円高が進み、これは、90年代半ば以降、最高の水準となる。
一方、日本の経済は主に輸出に依存しているため、円高は輸出にかなりのダメージを与える。外国メディアの報道によると、藤井裕久氏は、「政府と常に情勢を見ているが、すぐに介入する意向は示していない」と発表し、「この円高は、経済に大きな影響を与える」と述べた。
現在の大きな問題は、ドルの投げ売りではなく、日本円を争って買い求めることだ。日本政府の一方的な努力だけでは、成果はあまり期待できない。
現在日本は第二次世界大戦以来、徐々に最も深刻な金融危機を抜け出そうとしている。金曜日のデータでは、失業率は低くなっている。円高の影響で、ソニー、トヨタ、ホンダ、および他の多くの輸出企業は、大きな打撃を受けている。日本のデフレは、日本の景気回復の脅威となる。現在原材料と輸入品の価格相場は円の上昇のため安値にかわり、景気回復をさらに困難なものにしている。
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コメント
しかし、民主党の閣僚というのは、つくづく滅茶苦茶な閣僚とも感じる。
藤井財務大臣にしても政権発足早々、円高容認を投資家に勘繰りさせるようなコメントをだし、円高の危険性を知っている投資家の売りを呼び、株式を下落させ、今頃人って強い円は日本経済に危険と発言し、鳩山総理にいたっては、内需拡大どころか輸出企業を支援するというような話をしています。
仕分け作業にしても、肝心な無駄な人件費を切りこめるのではなく、企業が市場経済の沈滞に苦しんでいる時に、人件費ではなく事業費を削ろうとする姿勢が表面化し、関連銘柄の下落を生んでいます。
デフレと発信しながら、その対策は不明、円高は危険といいながら今となってはどんな対策をするのか全くみえません。
政治主導といいながら、事対策に関してはまったく無策ともいえます。この原因は何でしょうか。
故瀬島龍三氏は、役人なら役人の本分、企業人なら企業人の本分、政治家なら政治家の本分をわきまえることが重要との話を以前していた記憶がありますが、好景気不景気に関わらず、待遇が変わらないものというのは、本分すら忘れている労働者ということかもしれません。
この時期にきて民主党政権はどんな対策をうつのかわかりませんが、サラリーマン意識が強い今の政権では、強烈な経済対策などうてないでしょう。生産性の悪い労働者を優遇することを打ち破るくらいの覚悟をもってもらいたいものです。
郵政問題にしても、社長交代からどうなっているのでしょうか。
持ち株会社に新しく4人の副社長をそえたのですが、4人とも子会社の社長を兼務するなどの直接的業務を放棄しているようですし、一体どんなことに対して責任を持っているのかわからない状況です。
浅田次郎氏のハッピーリタイアメントという小説が発売されたそうですが、最高の人生とは、たいそうな給料をもらい、テキトーに仕事をすることであるといっているように、郵政を従来の天下りの体制にしているようにも思えます。
また、郵貯銀行にいたっては、スーパー、商社の出身者という銀行業務一体知っているのかとも思える経験がない人材が就任していますし、郵政省の時代にさかのぼりしているようにも感じます。
その中でも天下りを批判した社外取締役は、解任されていますし、今の民主党政権は国民に言っていることとやっていることが全く違います。
関東圏の千葉市の財政問題が新聞紙上にでていましたが、収入不足が顕著になり、09年度の不足分は市債償還に備えた基金からの借り入れと退職手当債の発行などをしているようですが、そのために市民サービスであるサービスをカットする今の政権がしている仕分け作業をしたようです。
トヨタなどの企業でさえボーナスカットをしている時期、市役所の職員は、1-3%の二年間の限定削減だけだという。
財政状況で苦しむ大阪府も役職わたりのようなことをして職員の給料をあげているようであり、生産性のない職員の給与は、政界の中で聖域ともいわれているようです。
役人の給料を最低二割削減してその資金を国民に政策で分配した方がいいとも感じるが。役人の給料は二割削減したとしても役人も国民なわけだからメリットもあるとも感じるのですが。
ただ、今の民主党の閣僚は、無責任閣僚の資質を持っており、何も対策ができないようにも感じます。人事の失敗かなとも感じます。
今年も残り後1カ月程ですが、企業も増資をして株主に対して害を及ぼしていますが、鳩山不況の準備をしていない企業は、ここに来て初めても手遅れとなるかもしれません。
今の民主党政権は、御用労働組合員、そのOBの高待遇な生活を守るために国民を食い物にしようとしているのかもしれません。
自民党に期待できない状況、いつ小沢幹事長がぶち切れるかを待つしかないのかもしれません。もう遅いのかもしれませんが。