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http://blog.livedoor.jp/usretail/archives/51328921.html
【ウォルマート】、2,000人が並ぶブラックフライデー!行列整理のドリルがいきた?
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■感謝祭明けの27日の金曜日、アメリカはブラックフライデーに突入、本格的なクリスマス商戦が始まった。
ブラックフライデーでは毎年、私は近所にあるウォルマート・ディスカウントストアを視察している。到着したのは、早朝5時オープンの10分前。すでにウォルマートのパーキングは満車で、昨年駐車できたファーストフードもいっぱい、しかたなく大通りを挟んだ向かいのパーキングスペースに駐車した。走ってエントランス近くに向かうと、入り口の周りはショッピングカートでバリケードができており、警官やガードマンが威嚇するように立ちはだかっていた。行列は昨年までとは違い、反対側に作られていて、入り口から数百メートルはフェンスで堅くガード、簡単に割り込みができないようになっていた。またエントランス手前の10メートルは、ディズニーランドの人気アトラクションのように行列客がジグザグで進むようにフェンスが仕掛けられ、行列の突進を回避する策が取れられていた。
開店と同時に担当者が「落ち着いて入店するよう」拡声器でアナウンス、20人〜30人の塊にして入店させた。店の後ろまで伸びる長い行列の最後尾を確認したが、結局3,000坪の店をぐるっとまわることになった。警察官によると、ざっと見積もって2,000人以上は行列をなしていたという。
今までに最高の人出には違いないが、同時に最もオーガナイズされたブラックフライデーとなった。昨年の死亡事故により、ウォルマートは群集コントロールのドリルを行っているとの報道がされていた。それはフェンス策やガードマンの数からも理解できた。数年前のような行列客のピリピリ感はなくなった。ウォルマートが行列整理のノウハウを得たことで、安心して買い物ができるセール環境に改善した意味は大きい。それでも一部の店で客同士の喧嘩はおきたようだが。
06年11月26日 - 一触即発!激しくブラックフライデー@ウォルマート
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視察したウォルマート・ディスカウントストアの入り口付近はショッピングカートでバリケードされていた。ちなみにこの店は感謝祭日、6時まで営業していた。
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5時のオープンとともに20人〜30人単位の入店制限をしていた。右画像:入り口手前は、遊園地の人気アトラクションのように行列客はジグザグで進むようフェンスが仕掛けられていた。スピードを落とすことで、殺到を回避しているのだ。
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。後藤は最近、朝は4時〜5時起床と「早寝・早起き・朝ごはん?」を実践しており(←小学生か!)、今年は無理なく早朝視察ができました。眠気をこらえることなく余裕でウォルマートに行きましたが、今年はパーキングスペースを探すのには苦労しました。人出が多いとはわかっていましたが、ファストフードも併設する広い駐車場にも入れないほどとは...で、行列のオーガナイズが上手くいっているためか、最前に並ぶ行列客のピリピリ感はなくなりました。セールへの熱気はこれまで以上でした。ブラックフライデーの一番人気は昨年より小型となった薄型テレビ(32〜40インチ)とノートブックです。
ブラックフライデーの次がサイバーマンデーとオンラインでのセールとなりますが、クリスマス商戦はその後、急速に売り上げが伸び悩むでしょう。
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ロスアンゼルス国際空港近くのプラザ・エルセグンドSCにあるベストバイ。ブラックフライデー前日の感謝祭日(午後1時ごろ)には、すでに30人がキャンプしていた。最前列のお客はテント内にあるテレビゲームを行い、隣の女性はノートブックパソコンで仕事をしているようだった。彼女の目当ては、ネットブックと40インチ液晶テレビ。失業率10.2%では、「何日も並ぶ時間があれば仕事をしろ」とはいえない。
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数日間並んでいるお客の中には、小型テレビで映画鑑賞をするグループもいた。どこから電気をひっぱってきているかというと、プラザ・エルセグンドSCの照明塔にある電源からだ。SC側は使用を許可しているのだ。
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オールドネイビーも感謝祭日にオープンしていた。この日の目玉は人気テレビゲームソフト『ロックバンド2』を購入するとゲーム用コントローラーのギターが無料となる販促だ。50ドルの買い物で10ドルオフのクーポン販促も行っていた。ウォルマートやオールドネイビーのほかには、スポーツオーソリティやKマートも営業を行っており、感謝祭日に営業するチェーン店が年々増えている状況だ。