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2009/11/25 09:40:52
日本を襲う「3D不況」
24日付日本経済新聞は、日本経済が「3D不況」に陥っていると定義した。3D不況とは、▲慢性的な物価下落（デフレーション）▲企業の大規模増資による株式希薄化（ダイリューション）▲経済難を打開する政策を欠く民主党（デモクラティック・パーティー）という英語の頭文字を取ったものだ。
同紙は現在の日本経済が2001年に続き、再びデフレ状態に陥っているにもかかわらず、ゼロ金利と量的緩和など思い切った政策が取られた01年当時とは異なり、日銀が何の対策も打てずにいることを批判した。また、景気が来年初めに再び後退する二番底の懸念が広がっているものの、与党・民主党も景気てこ入れや経済成長に向けたマクロ経済政策を打ち出せずにいると指摘した。
また、金融機関が自己資本比率の国際基準を満たすため、相次いで増資を行った結果、株価の下落を招いているとも指摘した。同紙はこうした複合的な理由で、今年7月以降、世界の主要市場で唯一、東京市場の株価だけが下落したと分析した。
東京＝鮮于鉦（ソンウ・ジョン）特派員
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/news/20091125000026
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