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(回答先: 物価高な日本で日用雑貨品だけが安い理由【日経ビジネス】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2009 年 11 月 14 日 19:26:00)
自分で書くのも面倒なので知恵袋の文章を拝借。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q118845626
業界大手の王子製紙が中堅の北越製紙を買収しようとしています。それも何の事前合意なしに一方的に王子製紙が北越製紙の株を市場から一気に取得して買収しようという「敵対的」買収です。
北越製紙の経営陣は必死に抵抗していますが、理由は単純。それは買収されたら自分たちが役員から外されるのが目に見えているからです。占領されるのと同じです。
王子製紙が北越製紙を買収したいのは規模を拡大し、原料の調達や製品の販売において「交渉力」を強めたいからでしょう。
この業界は原油価格の高騰による原料調達コスト上昇と過剰供給を背景とした値下競争による販売価格下落のダブルパンチによる「消耗戦」を強いられています。
規模が大きければ原料を調達するときにも「こんだけたくさん買ってやるんだから少しは安くしろ」と有利に進めやすくなり、そうすれば販売価格をよりいっそう値下げでき、ついていけない同業他社をふるいおとし、同業他社の顧客を奪取したりもできます。っで、ますます潤うことになります。
その過程で競争相手が減っていき、過剰供給構造が改善され、ようやく価格下落競争に歯止めがかかり、ひいてはいくらで売るという価格決定権をも掌握してしまうのです。
これがいきすぎると「独占禁止法」にひっかかって政府からにらまれるのですがねえ。