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(回答先: 「長期金利13%へ上昇」の試算 投稿者 gikou89 日時 2009 年 11 月 11 日 11:08:57)
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20091105ddlk23010277000c.html
河村たかし名古屋市長が、4月の市長選で推薦を受けた民主党市議団を痛烈に批判する場面が目立っている。市民税10%減税を含むマニフェストを了承したのに協力せず、「抵抗勢力」となっているという恨みだ。ただ民主との協調を探るより、あえて議会全体を敵に回す孤立作戦の方が市政変革の近道と考えている節もある。【岡崎大輔】
「許し難い。特に民主党は。本当は(市長選に)無所属で出ようと思ったけど、ぜひにということだった」
市長は先月末、毎日新聞の取材に、議会が2度にわたり減税基本条例案を継続審議(採決見送り)としたことに腹を立て、民主の対応を「許し難い」と言い切った。その数日後には、東京に民主党の小沢一郎幹事長を訪ねて市議会を批判し、記者団にこう語った。
「市長選に出る時にマニフェストを作って、減税も地域委員会も民主党市議団はOKしとるんですよ」
こうした市長の態度からは、市議団を説得する意欲はうかがえず、身内を意図的に遠ざけているとさえ見える。首長と議員がともに選挙で選ばれる二元代表制では、原理的に「与党」は存在しないが、必要な議案を通すために議会に足場を築こうとする首長が多い中で、河村市長の言動は極めて異質だ。
市長の態度に、民主市議団の吉田伸五団長は「減税は、大枠では賛成してもマニフェスト作成時点で中身は示されていなかった。完全に同意したという認識はない」と不快感を示したうえで、「彼は『自分対その他』の構図を作る政治家。巻き込まれず冷静に対処するしかない」と述べた。
議会への辛らつな非難を繰り返す市長には、「市民の支持は自らにある」との自負がある。36万人の署名が必要な議会の解散請求(リコール)を公言するのもそうした背景からで、減税が足踏みする状況などをテコに勧善懲悪に似た構図を描き出し、「議会との闘い」を優位に進めようとしているようだ。
市長の独特の政治手法に、自民党市議団のある議員は「団内で、市長は(郵政民営化反対派を抵抗勢力とした)小泉純一郎元首相のまねをしていると話題になっている」と揶揄(やゆ)した。