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(回答先: 【日航再建】銀行とタスクフォースに亀裂 司令塔不在で迷走 投稿者 gikou89 日時 2009 年 10 月 30 日 03:33:30)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091028-00000016-fsi-bus_all
日本郵政の役員人事では、社外取締役会に留任した奥田碩トヨタ自動車相談役が、ミゾが深まる日本経団連と新政権の関係を修復しようと、“腐心”した節がうかがえる。経団連を激しく批判してきた亀井静香郵政改革・金融相としても、ここは経済界の手を借りた方が得策と判断したようだ。
経済界を驚かせたのが、キヤノンの関根誠二郎取締役を日本郵政に副社長に抜擢(ばってき)したことだ。キヤノンは、経団連の御手洗冨士夫会長の出身母体。これまで新政権は民間登用人事でことごとく経団連を外してきただけに、意外感は強い。
関根氏の起用に向け、影で動いたのが、亀井氏がいち早く留任を決めた奥田氏だ。奥田氏は亀井氏とも相談しながら、御手洗会長に協力を要請したという。関根氏はキヤノンで情報通信システム本部長を務める実務部隊のトップ。副社長就任はキヤノンにとって痛手だが、「前経団連会長の奥田氏に頼まれては断れない」(財界関係者)と派遣を了承した。
西川善文前社長の後任をめぐっては、銀行トップら複数の経済人が打診を受け、断っていたという。亀井氏自らも民間経済人の起用を探ったが、引き受けてを見つけることができず、結局、「天下り批判は覚悟で、斎藤氏を起用せざるを得なかった」との声もある。
亀井氏は「家族間殺人が増加している責任は大企業にある」などと、経団連を名指してで激しく批判してきた。
新政権との“雪解け”は経団連にとっても大歓迎だが、「実務面で手を借りたいということかもしれないが、理解しにくい人事」(財界首脳)と戸惑いを隠せないでいる。(飯塚隆志