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なぜ必要なところにお金が回らないか
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投稿者 一言主 日時 2009 年 10 月 29 日 10:27:18: AlXu/i8.H/.Es
 

なぜ必要なところにお金が回らないか。

多くの経済専門家にしろ、あるいは亀井大臣にしろ、本当にお金が回ってほしいところにお金が回っていないというが、それは今までのやり方が間違っているだけなのです。

決して銀行は大企業にだけ融資したのではありません。どれだけ多くのお金が保証協会の保証を通じて中小零細そして大企業に投入されたことでしょう。しかしその多くが企業の再建に貢献する事なく政府の借金になりました。

これはお金の回し方が悪かったからです。そのために豊富な資金がハートランド(国民所得を形成する市場)市場に回らなかったのです。お金のハートランド市場への投入の仕方が間違っていたからです。

お金は天下の回りものです。それがなぜ回らないのでしょうか。

デフレは、生産能力がそのままで、資金が大量に失われたため消費が極端に減った市場です。(資金量の大減少は、資産価格の崩壊により大借金ができたからです。いわゆるバブルの崩壊です。(http://www.eonet.ne.jp/~hitokotonusi/デフレ・インフレの一般理論参照)

市場のお金は生産者と消費者の間で物の交換を通じて行われます。これの滑らかな循環がお金の回りを良くし経済を拡大させるのです。ハートランド(国民所得を形成する市場)内部の交換を通じてお金が循環することで市場の隅々までお金が回ります。そしてそのハートランドの拡大が、ハートランドから資金を金融資産や土地に回って行きます。


逆に金融市場や土地市場にお金が大量に出回っても、ハートランド内部にはお金がなかなか回りません。個々人や、個々の企業には入っていきません。株式や土地の購入は、個人や企業の貯蓄により投資されるため、金額が大きく、頻度も日常の取引や買い物に比べると格段に少ないものです。

さらに金融市場や土地資産に向かうお金は、ハートランドが生み出した余剰資金である貯蓄から行われ、そのお金は直接ハートランドを循環する分けではありません。それ故金融市場や外貨による資金投入は、ハートランドに回り難いものです。理論的には回らないと仮定できるものです。

このことから日銀が銀行に低金利で融資しても、また直接社債や株を購入しても、それは会社には入りますが、ハートランド市場に入っていかないのは当たり前のことです。


デフレ市場では、消費が不足しているため、生産物が過剰に存在します。(水槽経済参照http://www.eonet.ne.jp/~hitokotonusi/teraxBLG/blg-hiduke.html)

この生産物の量と消費額の差がお金が回らない原因です。
消費額が障害(ネック)となって生産物側にお金が入らないのです。消費額からはみ出た生産物を生産している企業が倒産していくことになります。

企業の倒産すれば生産物が少なくなって消費額と一致すると思われるかも知れませんが、企業の倒産は失業者を大量に生み出すため、消費が順次減少してゆき、生産量と一致することはないのです。

この繰り返し循環で資金は生産者側に入っていかないのです。

生産物が過剰に存在するデフレ市場では、消費額という器の口(ネック)が小さいため、そこで生産物が詰まってしまうのです。そのため資金が生産者側に回らないのです。

これが生産者側に補助金や低金利で過剰に融資し、生産量の増大を図っても、生産物が一向に売れず、資金が生産者に回らないため、所得が増えない理由です。
たとえ生産者側にお金を回しても彼らは、生産物を販売してお金をもらわなければ、回してもらったお金を返せないのです。

補助金や助成金で生産効率を高めても、あるいは新しい事業を立ち上げても、それは生産量を増やすことを意味します。

消費額が少ないところにさらに生産量を増やしても、余計にボトルネックで生産物が詰まり、お金が移動できません。お金が詰まって回らないのです。

日本政府は首尾一貫してこの生産者優遇を繰り返しそれを成長戦略と吹聴しました。これを何度も繰り返す毎に、消費額の口が狭まり、借金額が増えていったのです。低所得化が消費額の口を狭め、生産物が売れ残り企業の倒産を増やし税収が減少し借金が増えたのです。

どうすればお金が回るか、誰しも明らかにわかるでしょう。

消費の口を広げてやればいいのです。消費額を増やせば良いのです。こんな簡単なことができないでいるのです。
その原因は、多くの指導的な経済学者や評論家、政策担当者から新聞記者、経営者までも、デフレがどのようなものか知らず、今までと同じような景気対策をしてきたからです。


これに対して初めに消費の資金を増やし生産物との交換を始めれば、循環的に市場が拡大していくことが、目に見えるように分かるでしょう。
消費額の口を広げることが生産物を沢山購入でき、その分生産者側に資金が回ってゆくのです。

消費の間口を広げることが、資金が自然に生産者に入っていくことになります。それがハートランドを拡大させ、隅々までお金が回るのです。

デフレが今のように深刻化すると、お金を製造業者に注入することは不必要で無意味なことです。国内に有効な投資先がなく、また製品を作っても売れないからです。

彼らがほしいのは売上であり、消費者の購買力を増やしてほしいのです。物を高く買ってほしいのです。安く売りたくはないのです。

彼らに資金を回す方策は売上を増やすことであり、そのためには消費者の懐具合を増やす必要があります。

まずこれ以上消費者の負担を増やし懐をさらに寂しくしてはなりません。保険料を上げたり、医療費を上げたり、間接税や消費税を上げてはなりません。特に激しいデフレ効果のある消費税の引き上げは徹頭徹尾避けねばなりません。

次に、間接税や、保険料の引き下げ、公共料金の低減、消費税の引き下げなどにより、直接消費者の懐へ資金を入れることが大事です。

特に消費税の引き下げは、インフレを引き起こすためデフレの解消に劇的な効果があります。今日本がしなければならないことは、消費税の引き上げではなく、引き下げなのです。これによりデフレ解消させ、増収になるのです。

高速代金の低減、ガソリン税の低減は、継続的に資金を消費者に入れるものであり、今まで政府の懐に入っていたものが、民間消費者の懐に入り、消費額の口を広げる効果をもっています。

また失業者の保険期間を延ばしその間の所得補償をしたり、生活保護所帯より低い最低賃金の人達にその差額を補償することは、消費の間口を広げることになります。

このような消費者への直接の資金投入は消費額を増やし、お金をハートランドに注入することになります。

また、生産者への生産刺激策である各種補助金を削減することや、低金利過剰融資で企業の生産設備の増強を止めることは、生産量を減少させることになり、ネックに詰まる生産物を少なくする効果があります。但し輸出に回る分は削るひつようはありません

このように、なぜお金が十分に市場にまわらないか、それは資金量と生産量の間に大きなギャップがあるからなのです。


経済はその時の状況によりお金の流れが変わります。いつも正常な状態に市場がある訳ではありません。お金の回すにはその市場の状況に応じた政策が必要なのです。

デフレでは、ハートランド市場にお金を回すには、消費者側に資金を投入し、消費額を増やすことが、大事であることがお分かりいただけたと思います。

日本は今までこの逆の生産者側に資金を投入し続けてきたのです。低金利で過剰融資、公共投資、研究開発補助金、雇用促進維持費などです。

銀行は大企業をだけを優遇した分けではありません、すべての生産者を優遇したのです。その結果が今の惨状なのです。

デフレがいかなるものか知らないために起こった悲劇です。しかしデフレがいかなるものか分かった今では、生産量を増大することは、もはや喜劇でしょう。
そして消費税を引き上げることは、日本劇場の幕を閉じることになります。

一言主
http://www.eonet.ne.jp/~hitokotonusi/
http://blog.so-net.ne.jp/siawaseninarou/

 

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コメント
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国民を奈落の底に落とす政府紙幣教のインチキ教義じゃなくて良かったw

低金利政策をやめて、市場操作をやめて、為替介入をやめて、所得税をやめて、消費税をやめて、なにもかも税金をやめて、霞ヶ関を解体して、政府が引っ込めばいいだけ。
2009/10/29 11:29

優れた論調で賛同します。ただ、大学・大学院の教職にあれば、ガッカリします。現状分析は、近経からですか?(マル経)からですか?金子先生の財政学からですか?マクロでは、同じ処に帰結するようです。だったら、後は政治・行政ですね。
2009/10/29 12:10
論旨は素晴らしい、良く分かる。賛成です。

問題はハートランドを作るには何をすればよいかです。一つの答えは、税制による所得再分配、金持ち企業からお金を増税で取り、累進課税と法人税率引き上げ、それと消費税廃止により購買力をつけて、貧乏人の消費を待つことです。
次は、ハートランドそのものの作り方、手っ取り早いのは国内旅行市場の拡大ではないか。江戸時代の伊勢詣り、ナチスの安宿の全国展開、ここらが参考になりそうです。そのためには自然を豊かにすることが重要、ダムを作り、干拓をして自然の破壊を進めるとは狂気の沙汰でしょう。海岸をコンクリートで埋めることは即刻中止しなければならない。アメリカ、イギリスを見てください、鬱蒼とした大森林を破壊、消滅させて畑と野原に変えた、日本ではこのようになって欲しくない。
2009/10/29 12:39

>税制による所得再分配、金持ち企業からお金を増税で取り、累進課税と法人税率引き上げ

共産主義者は引っ込んでろ!
2009/10/29 13:12

所得再配分が、何で共産主義なんだ。お前何勉強してきたんだ。金つぎ込んだ親泣いてるぞ。だいたい、お前経済学分かるのか、明日政府がハイパーインフレに誘導するだけで、お前の少額資産は消えるのだぞ!馬鹿は救われないな!黒光(風呂に入れないため皮膚が為内脂により発色)の乞食でもやって多摩川から再出発しろ。
2009/10/29 14:05
>その原因は、・・・・デフレがどのようなものか知らず
よくこの様な内容の記述を見かけますが、ホントに知らないんでしょうかね。

この解説を読み、自分の消費行動を思い浮かべても至極まっとうで解りやすい現象の様にも思いますが。
2009/10/29 14:08

所得再配分=共産主義=社会主義=全体主義=御用経済学w
2009/10/29 14:33
「所得再配分」という思想が、社会主義者が、大衆を洗脳する際に用いる武器。
自分こそ国民の味方なんだと思いこんでる馬鹿。
経済学を「勉強してきた」と思っているが、御用経済学に洗脳されただけw
2009/10/29 15:02
馬鹿はどこまで行っても馬鹿、生活失ってから考えなおす。金無くなってから、共産党に泣き言う。惨めだな!俺は、腐ってもそんな行動しない。15:02何読んだか知らんが、もっともなこと羅列するなら統計出して説明してみろ。皆期待して待ってるのが、今の状況なんだから。
2009/10/29 15:17
所得に税金、資産に税金、利益に税金、政府による「再分配」、全体主義の思想が大間違いだったことが理解できれば、統計はイランw
統計用いて中央で全体計画を練る連中が消滅したら、今ある問題は全部解決だからw
2009/10/29 15:33
お前は、アナグロサンジカリズムか?100年前の骨董品か?消費期限切れても暗躍する似非右翼暴力集団。北一輝・幸徳秋水も痺れるな!最も二人は無政府主義ではなかったらしいが。もうちょっと勉強しろ。みんな期待してるから。

2009/10/29 15:57
一言主氏に賛成である。無政府主義は有り得ないうえ、低俗野蛮アメリカの様な詐欺国家になるだけである(そうしないと彼ら自身統治できなくなってしまった)。
※だがいわゆる共産主義を望んでいるわけでもない。(末尾サイト参照)
・共産主義の真相↓
http://hexagon.inri.client.jp/floorA6F_he/a6fhe805.html

資産所得再分配を嘆くなら、戦後のドサクサ、農地解放、GHQによる歪んだ支配も改めて総括しなくてはならない。今現在もその上に成り立っているのだから。

この貧富の格差問題が、資産所得の偏りによって生じているというだけ、という簡単なことが、それだけは頑なに拒否する輩によって、より明確になっている。

”つまり資産所得の再分配を行えば問題は解決するということである。”
2009/10/29 21:25

というか、阿修羅見てる人たちのなかで、ほんとうに、全体主義、略奪思想が、ここまで深刻になってるのかね?
脳みそ腐ってるんじゃないの?
2009/10/29 22:17
一言主氏が言っているのは、景気刺激策とか補助金として企業に税金を投入するなってことでしょ?
税金と言って国民から略奪しているのをやめたら、国民の手元のお金は増える。

「消費者の購買力を増やす」がポイントでしょ?
税金を取るのをやめる。日銀の印刷機を止める。w

一言主氏の言っていることに賛成だと言いながら、税制による所得再分配、金持ちからの略奪、政府の強制力を用いた「資産所得の再分配」を言ってる連中って何なの?

おかしな共産主義者どもは、いい加減にしろ!
2009/10/29 22:47

>アナグロサンジカリズム

そんなもん知らんわw
言うなら、アナグロ・キャピタリズムと言ってもらおうかw
そこまでも言っていないし。

>無政府主義は有り得ないうえ

経済に介入している政府を批判することは、無政府主義じゃありません。

>低俗野蛮アメリカの様な詐欺国家になるだけ

「自由の国」から、100年前に転落して、社会主義、ケインズ主義にむしばまれて、ああなってしまった哀れな国w


2009/10/29 22:52

「アナグロ」をコピペしてもたw
アナルコ・キャピタリズムなw
2009/10/29 22:54
一言主氏
>市場のお金は生産者と消費者の間で物の交換を通じて行われます。
>これの滑らかな循環がお金の回りを良くし経済を拡大させるのです。

この回路を破壊しているのが政府。
この回路以外での経済が大きくなりすぎている。

副島隆彦氏
>「福祉のための国家」というには欺瞞であり、偽善であり、嘘八百だ。
>すべての税金は、悪である。絶対的に悪(あく)である。
>税金を仕方がないもの、と考えることさえが、民衆への洗脳だ。
>公務員を食べさせるために国家という悪が存在するのだ。
>私たちは、公務員の数を、今の10分の1に減らさなければならない。
>今の日本は、国家公務員が100万人、地方公務員が360万人で、
>その他に、特殊団体や、それが、化けの皮をかぶった、独立行政法人とかで、
>すべて合計で一千万人の公務員がいる。
>その家族まで入れると、3千万人である。
>1億2千万人に、3千万人の公務員一族が、食らいついている。

2009/10/29 23:16

公部門が貯金をし過ぎているからではないか?といつも疑問に思っている。小生が言う貯金とは、米国債の事です。近経の学徒には、集めた税金の一部が貯蓄に回っている時のシュミレーションを数式を用いて、経済的に益なのか害なのか中立なのかの説明をしていただきたい。素朴な疑問です。政治的な論説はあるが、経済学的説明が判らない。どなたかこの馬鹿野郎に説明を。
2009/10/30 14:18
>消費者側に資金を投入し、消費額を増やすことが、大事であることがお分かりいただけたと思います。

この資金の投入とは、減税、低所得者保障の他に何かありますか?
社会全体の雇用、所得が減っていることが問題なんでは?
税金を減らしたくらいで、景気は良くなりません。

>それは資金量と生産量の間に大きなギャップがあるからなのです。

資金量と、消費者所得のギャップでは?資金も生産量も余っています。でも肝心の消費者には金が回らない。だから必要なところにお金が回らないのでは?
2009/10/30 18:55

>「自由の国」から、100年前に転落して、社会主義、ケインズ主義にむしばまれて、ああなってしまった哀れな国w

これはいつ頃の話ですか?小ブッシュ政治まではそんなことはありません。

お聞きします。
・失業問題はどうお考えですか?
・あなたの考える理想社会とはどういう社会か、教えてください。
2009/10/30 19:19

半端な減税じゃない。所得税廃止。消費税廃止。ほとんどの税金を廃止。国債発行なし。順次償還。それでまかなえない公務員と「化けの皮をかぶった」準公務員は全部首。
「生産者と消費者の間での交換」を妨げている大量の法律の撤廃。

>失業問題はどうお考えですか?

雇用創出を政府が邪魔している。

>あなたの考える理想社会とはどういう社会か、教えてください。

国民各個人の財産を政府が奪わない社会。
労働した者が手に入れたものを政府が奪わない社会。
「生産者と消費者の間での交換」を政府が邪魔しない社会。
中央にお金を集めない社会。
政府が大きく集めると、宗主国様が属国のトップを脅迫したら、根こそぎ持っていかれるからw
2009/10/30 20:32

>これはいつ頃の話ですか?

ウッドロー・ウィルソン大統領以降すべてw
ひたすら政府の拡大、中央銀行、中央集権化、企業と政府の癒着(軍産複合体等)、福祉主義、社会主義で進み続けて、最後に、操り人形オバマがアメリカ国民から略奪の限りをつくして「自由の国」(合衆国憲法)の形骸すら消滅させるw
2009/10/30 20:42

>雇用創出を政府が邪魔している。

どう邪魔しているのでしょう?

>国民各個人の財産を政府が奪わない社会。

・今の政治が国民の財産を奪っているということですか?
・今の国民健康保険はどう思いますか?

>ひたすら政府の拡大、中央銀行、中央集権化、企業と政府の癒着(軍産複合体等)

FRBは公的機関を装った民間資本(CITY等)=政府ではありません。軍産複合体とは、民間資本による国家運営で、米政府の実態とは、資本家による運営ですので、事実上政府(CIAブッシュ含)というのは私営血縁資本組織ですので癒着どころの話ではないのですが。

>操り人形オバマがアメリカ国民から略奪の限りをつくして

オバマを操っているのは、民間国際資本家達で、国民への「分配をしない=略奪」をしてきたのは、ロックフェラー、ブッシュ等の資本家です。

>「自由の国」(合衆国憲法)の形骸すら消滅させるw

「自由の国」とはどういう国ですか?紙幣発行、政治、教育は誰がどうやってやるのですか?
2009/10/30 21:58

>どう邪魔しているのでしょう?

がんじがらめの規制。

財産の略奪=税金
「税金」という思想が、どれほどおかしなものかピンと来ないほど「洗脳」されているw

国民健康保険以前に、政府が、医師免許を、ロックフェラー医学(製薬会社の販売係)を学んだ者に限定している体制、医療行為の独占体制(GHQの命令。日本医師会が喜んで協力して他の療法を禁止させた。針灸按摩指圧も禁止されるところだったwその法律は結局施行されずに済んだ。)をやめさせる。
国民健康保険制度も、社会主義のやり方だから、効率を無視して、どんどん税金を食っていき、そのうちどうせ破綻する。

FRB(理事会)は公的機関。その設立を議会が議決し大統領が署名した。
12の地区の連邦準備銀行が民間銀行組織。キメラにしてあるのが味噌w

「自由の国」とは、アメリカ建国の父たちがアメリカ合衆国憲法で規定した政府を持つ国。
政府は、憲法に規定された仕事以外、行う権限は無い。
紙幣発行はもちろん、教育もその仕事に入っていないw
連邦政府も州政府も紙幣は発行できない。出来るのは金銀のコイン鋳造のみw

「国民への分配」という思想に犯されている。
それは政府による国民からの略奪なしには出来ない。
それを金科玉条にした全体主義の実験をやらされて、ひどい目にあわされた。

税金という思想が、最後まで残るであろう最大の「悪」。

副島隆彦氏
>すべての税金は、悪である。絶対的に悪である。
>税金を仕方がないもの、と考えることさえが、民衆への洗脳だ。
2009/10/30 23:00

税金=公共という概念を一切否定し、全て私営企業がやるということですか?
道路、空港、港湾は誰のお金(土地、材料、労力)で作り管理するんですか?
国民健康保険を廃止して、アメリカのように営利私企業が全部やれと?
郵政も全部民営化=私個人所有企業化して、地域格差、倒産(略奪)も自由と?

>がんじがらめの規制。
例えば何ですか?
又雇用悪化による、20,30歳代の死因のトップが自殺という現実をどう思いますか?

>キメラにしてあるのが味噌w
つまり偽装=核は資本家による独占=私企業の私物ということ。

>連邦政府も州政府も紙幣は発行できない。出来るのは金銀のコイン鋳造のみw
では、何が紙幣を発行するのですか?

>それは政府による国民からの略奪なしには出来ない。
今の税政治が、昔の王政、皇帝等と同じということですか?
民主主義下での政府は国民です。国民の意思、民意=一般市民によって行うのです。(戦後の日本(GHQ自民官僚支配下)がそうだったとは言えないが。だが2009初めて国民にその米謀略がバレて民主党が政権を取った。)

資本主義下の資本家は「王」、つまり帝国独裁主義。資本主義は民主主義などでは断じてない=アメリカがその典型。

個人、私企業、銭儲け、の自由だけしか考えられない人は、結局社会全体を治めることは出来ない=それ(自由主義)を「制定する」のも結局政治だから。

無政府資本主義に一番近いのがアメリカ(FRB=一部の資本家が国民から紙幣発行権を奪うことにまんまと成功した)。だからアメリカは国家として911謀略、詐欺、麻薬、暗殺、銃関係、スパイ、工作、戦争、何でも自由。全ては金の為。

金は支配権。その支配権を個人=私企業へ集中させるのが、資本主義。その支配権=金は、その所有者、資本家の為だけにしか使われない=多数の市民へ権利が行き渡らない=物は生産しても買えない=消費されるべきものが売れない=売れないから作れない=金余り銀行投資不能=貨幣価値が下がる=それを防ぐ日銀紙幣発行せずデフレ=富裕層は不安で貯蓄=ますます金が回らない=悪循環地獄。

つまり、現代の資本主義の正体とは、原始社会=「猿の独り占め社会」だった。

「循環」の無い社会は、いつの時代も腐敗し、衰退するだけである。
2009/10/31 19:09

言葉の使い方も論理もめちゃくちゃw
2009/10/31 20:11
たくさんコメントいただきありがとうございます。コメントにコメントされる方がいらっしゃるので、論旨がわからなくなってしまってる部分もあります。

中心は、消費が資産の崩壊で急激に少なくなってしまった。生産能力がそのままであったので、生産者同士の競争が激しくなり、生産物価格やsサービス価格が低下していった。これがデフレ市場です。

このときに今までの経済学では、生産量を上げて所得を伸ばそうとしますが、生産量の増加が所得の増加に結びつきません。

なぜなら所得とか雇用というのは、消費が成立して初めて発生するからです。消費額は企業の売り上げです。企業の売り上げには、労働者の賃金、経営者利益、企業利潤、が含まれています。

それ故デフレ経済では生産量を吸収する消費が増えなければ、所得が増えません。

消費額を増やさず生産量だけが増えると、企業が価格競争によって低価格を余儀なくされます。その結果企業は十分な付加価値を取れません。これが低所得化を招き、消費減をもたらすというデフレの悪循環に陥らせるのです。

現在の経済学では、消費を増やす制度や方法がまだ確立されていません。この点を皆様方と一緒に考えていきたいと思っています。

一言主


2009/11/06 14:32

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