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(回答先: 再就職先に地方自治体も / 社保庁分限免職で厚労相 投稿者 gikou89 日時 2009 年 10 月 28 日 12:30:27)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aqprfyAO0134
10月27日(ブルームバーグ):米ニューヨーク大学のヌリエル・ルービニ教授は27日、世界中の投資家がドルで資金を調達し、株式や商品などの資産を購入していると指摘。「巨大な」資産バブルの形成につながっており、新たな金融危機を引き起こすリスクがあると語った。
ルービニ教授は南アフリカのケープタウンでの会合向けに衛星回線を通じて話し、「すべてのキャリー取引の源がある。みんなが同じゲームをしており、このゲームは危険になりつつある」と述べた。同教授は今回の金融危機を予想したことで知られる。
主要6通貨に対するインターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数は過去1年に12%下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)が景気浮揚に向け、事実上のゼロ金利政策を採用していることがドル売り材料になっている。ルービニ教授はFOMCが利上げを実施し、国債購入などの刺激策を解消すると、ドルはいずれ底入れすると予想した。そうなった場合、一部の投資家がキャリー取引の巻き戻しを余儀なくされ、「持ち高解消に殺到する」こともあり得ると指摘した。
調査・顧問会社、ルービニ・グローバル・エコノミクスの会長でもある同氏は、「リスクは次の金融危機の種を植えていることだ。この資産バブルは弱い景気回復や金融市場のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)とはまったく相反するものだ」と述べた。
ルービニ教授は新興市場国の株式市場でバブルが発生していると指摘。一部発展途上国の通貨の上昇は「行き過ぎだ」と述べた。原油相場の上昇については「需給要因では正当化されない」という。
ただ、同教授は流動性の大きな波が価格を押し上げているため、資産バブルは今後1、2年、破裂しない可能性があるとの見方を示した。
米国のリセッション(景気後退)については、終わったようだとしたが、先進国の景気回復は脆弱(ぜいじゃく)なものになると話した。一方、新興市場国の成長見通しには「もっと楽観している」と語った。