★阿修羅♪ > 国家破産65 > 705.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
米政府、大き過ぎてつぶせない金融機関の問題で新対策発表へ(ロイター)
http://www.asyura2.com/09/hasan65/msg/705.html
投稿者 近藤勇 日時 2009 年 10 月 27 日 13:43:27: 4YWyPg6pohsqI
 

米政府、大き過ぎてつぶせない金融機関の問題で新対策発表へ
2009年 10月 27日 12:17 JST


[ワシントン 26日 ロイター] 米政府は数日中に「大き過ぎてつぶせない」金融機関の問題に対処するための新たな方針を発表する。政府筋が26日、明らかにした。こうした金融機関を政府の管理下に置くことや、経営陣の交代、既存株主の持分希薄化、債務の再編などの実施について議会に承認するよう求めるという。
 この新たな案は26日夜の時点で、米財務省と下院金融委員会により依然として策定中で、数日以内に発表される見通し。

 法律事務所ブライアン・ケーブのパートナー兼銀行弁護士Walter Moeling氏は「われわれは『大き過ぎてつぶせない』問題が浮上していることを知りながら数十年過ごしてきたが、その問題に取り組むことに後ろ向きだった」と指摘。「最も重要なのは、昨年10月下旬のように準備のできていないまま次の低迷期に入ることのないよう計画を実施することだ」と語った。

 オバマ大統領の新たな案は、数カ月前に議会に提出した提案を基に策定される見込みで、一時的な政府支援を可能にする文言を削除する可能性がある。

 政府筋は「大統領は数日中に、(対策の)原則を示した書簡を(上院銀行委員会の)ドッド委員長と(下院金融委員会の)フランク委員長宛てに送付する」と語った。

 米通貨監督庁(OCC)のデューガン長官は26日、記者団に対し、新たな案は、株主や債権者が損失を被る可能性を高める必要があるとの見解を示した。また同案は柔軟で、経営難に陥ったノンバンクに対処するうえで政府に選択肢を与えるものでなければならないと指摘した。

 米政府は、問題を抱えた銀行に関しては連邦預金保険公社(FDIC)が介入するという確立した対処法を有している。FDICは2009年のみで100行以上の銀行を閉鎖している。

 連邦預金保険公社(FDIC)のベアー総裁は同日、講演で、問題を抱えており破たんすれば、金融システムの安定を脅かす可能性のある銀行以外の機関に対処する強い権限が必要というコンセンサスの高まりが見られると語った。同総裁は「われわれは『大き過ぎてつぶせない』をやめる必要がある」と強調した。

CNBCテレビが情報筋の話として報じたところによると、ガイトナー財務長官を含むグループが、政権の案をたたき台として、問題を抱えた金融機関への対処について政策策定にあたる。

 破たんすれば経済全般を脅かす可能性がある大手金融機関の処理をめぐる権限をFDICに付与する可能性があるという。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
削除
大きくても潰す。解決はそれのみ。
2009/10/28 02:08
一般的な感想ですが「大きすぎてつぶせない」とは奇妙な形容です。どんなに巨大な組織・機関であっても潰れるときには潰れる、あらゆる勢力は誕生ー発展ー消滅のサイクルをたどる、万物流転、驕れる平家は久しからずってのが市場原理の醍醐味であるはず。血税を大量につぎ込んで国民の怨嗟の的となっている事実を政府と銀行トップはどう認識しているのでしょうか。
2009/10/28 10:14
>政府と銀行トップはどう認識しているのでしょうか

最初から、政府(銀行の傀儡)と銀行トップは、自分たちの損失は税金で穴埋めするという認識。
「大きすぎてつぶせない」とか「最後の貸し手」とか「中央銀行」っていうのは、もとから、銀行の経営の失敗を国民に負わせるための制度だからw
自分たちは潰れないという意味。

「市場原理」は、原理主義とか意味不明のレッテル貼る以前に、政府が介入しなければ自然に発生するものが市場原理。
経営者として優秀な者たち、企業として消費者に応えている者たちが生き残るのが市場原理。
政府とグルになる連中が有利に立ってボロ儲けし、損失は国民に回せるのが、政府を中心とする経済制度w

大きすぎてつぶせないというプロパガンダを御用経済学者とマスゴミ使って洗脳してるだけ。
2009/10/28 16:28

御用経済学の学んだ者たちも、洗脳されてて、それに荷担して、国民に対する洗脳係を自発的にやっているw

中央銀行が信用注入しろとか、政府紙幣刷れとか、政府が景気刺激策をやらねばならないとか、本気で信じて、糞ブログに書きまくってる。それを、また馬鹿が、阿修羅にも貼るという構図w

いや、この記事を貼った人のことではないよw
2009/10/28 16:34

全く金融が分かってませんな・・・・
金融機関は特別。
だから私営企業のままで儲け主義に走らせると危険。
それが大恐慌の教訓。グラス・ステーガル法の存在価値だったのだ。

自由放任、レッセ・フェールで大きな銀行がどんどん潰れたら国家経済は破綻。
だから資本注入するし、国家管理にする。

問題の本質は、大きすぎて潰せないのではなく、大きすぎる銀行は勝手にすき放題、やり放題でカネの力で国家を乗っ取り、裏から仕切ろうとするから問題なのだ。

 対処方法は分割による縮小化しかないが、誰も言わないし、金融庁も大型化ばかり唱えるから、問題なのだ。
2009/10/29 20:58

>全く金融が分かってませんな

おたくこそ、全く全く分かってませんなw
トーマス・ウッズ著「メルトダウン 金融融解」読めば?
御用経済学に洗脳されてるから、その教義を日々復唱して、全体主義、社会主義、統制経済、世界規模の規制の受け入れ完了w
いつまで洗脳されてんだ?

>大恐慌の教訓

長期化したから「大恐慌」というのであって、その原因は、すべて政府の介入。

金融機関を「特別」にしていることこそが原因。みんなでそろって全面破綻したのは、中央銀行の金融緩和、政府の介入、保証、規制が原因。

>私営企業のままで儲け主義に走らせると危険。

「儲け主義」で結構。それの何が悪いの?w
問題は経営が失敗した時。失敗したら破綻させる体制が自由市場資本主義。
責任の所在もハッキリしている。違法行為があったなら刑務所にぶちこまれる。
それで終了。
優秀な経営の私営企業が残る。ばんばんざいw
それなのに、国や中央銀行が「資本注入」して温存させて、処理を遅らせているのは、

>大きな銀行がどんどん潰れたら国家経済は破綻

しません。
そんな洗脳に引っかかってる場合か?w
破綻させておけば、市場がすべて処理する。
たまったゴミの一掃が出来て余計に元気になるw

>対処方法

破綻したら破綻させる。

2009/10/29 21:26

>自由放任、レッセ・フェール

そもそも、それでやっておれば、バブルは、ここまで膨らまなかったし、金融詐欺商品は、とっくに排除されていた。だいたい「自由放任、レッセ・フェール」の体制であれば、日銀や金融庁なんてもんは存在しないしなw
2009/10/29 21:37

破綻したら破綻って・・・

経済が破綻すれば、多くの国民が餓死しますよ。
一部の金持ちのギャンブルの失敗に、大多数の平民が影響を受けていいの?
無責任ですね。
2009/10/30 13:02

>経済が破綻すれば

破綻企業が破綻したらと書かないと分からないのか?

「一部の金持ちのギャンブルの失敗」で吹き飛んだ分、無くなった分、存在しない分を、存在することにして、現金(流動性w)と交換したのが「救済」。
存在しないもの(価値無し紙くず証券)を受け取ったのが国民。
これから将来の税金とハイパーインフレで「大多数の平民」を吹き飛ばして、「一部の金持ちのギャンブルの失敗」を穴埋めさせられることにw

さて、どうなった?
金融会社の幹部連中が今度受け取るボーナスの総額が、14兆円w
町中には失業者があふれ、郊外はテント村。

破綻させておけば、ギャンブルでスッた連中が餓死しただけで済んだ。
短期的な経済の修正の期間に「大多数の平民が影響を受ける」が、政府の企業救済詐欺が目の前で横行しながら、じわじわ失業率が上がっていくようなことにはならなかった。
財務省とFRBの救済措置によって、オバマゲドンのスイッチが入ったw
2009/10/30 14:15

>無責任ですね。

破綻した企業を破綻させないことを「無責任」というんだよ。
破綻することが責任を取ることだからw
2009/10/30 20:18

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。