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http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920014&sid=aroTpfGtY6HE
ガリオン事件はヘッジファンドに「朗報ではない」−コールマン氏---（ブルームバーグ）
10月21日（ブルームバーグ）：オルタナティブ投資運用協会（ＡＩＭＡ）のシンガポール支部長、マイケル・コールマン氏は21日、米ガリオン・グループのインサイダー取引疑惑をめぐる捜査に関し、バナード・マドフ受刑囚による詐欺事件で厳しい追及を受けたヘッジファンド業界に対する投資家の信頼がさらに弱まりかねないと述べた。
コールマン氏はブルームバーグテレビジョンのインタビューに答え、「ヘッジファンド業界にとって朗報でないことは明白だ。極めて特異なケースのようだ」と述べた。
ガリオンの創業者のラジ・ラジャラトナム被告は今月16日、インサイダー取引容疑でニューヨークで逮捕・起訴されたが、同被告は容疑を否認している。
米政府は金融業界規制の見直しを進めており、消費者向け金融商品を監視する新たな機関の設立やヘッジファンドとプライベートエクイティ（ＰＥ、未公開株投資）ファンドを連邦当局の監督下に置く案を検討している。
コールマン氏はまた、インサイダー取引はヘッジファンドに限られたものではないと指摘。投資家は既にヘッジファンドへの投資に一段と慎重になっており、当局はこの１年で同業界に対する監視強化に取り組んでいると述べた。
米紙ウォールストリート・ジャーナルは19日、ガリオンの投資家からの解約請求が37億ドルの運用資産のうち13億ドルに上っていると報じている。
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo kshugo@bloomberg.net Editor：Masami Kakuta記事に関する記者への問い合わせ先Netty Ismail in Singapore nismail3@bloomberg.net.
更新日時: 2009/10/21 15:48 JST
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