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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-12030820091020?sp=true
[サンフランシスコ 20日 ロイター]今年の米年末商戦は、景気や雇用をめぐる懸念から消費者の財布の紐は堅そうだ。全米小売業協会(NRF)が20日公表した調査によると、消費者の買い物予算は前年比3.2%減少。
前年割れは、NRFが調査を開始した2002年以来、初めて。
NRFの広報担当エレン・デービス氏は「米消費者はまだリセッション終息宣言できる状況にない。平均的な消費者にとって経済には多大な不透明感が漂っている」と述べた。
NRFは10月上旬、今年の年末商戦の総売上高が1%減少と予測。2008年は3.4%減少だった。予測通りとなれば、予測を開始した1992年以来、初の2年連続の減少となる。
20日発表の調査によると、今年の年末商戦向けの1人当たりの平均予算は682.74ドル。前年の705.01ドルより3.2%少なくなった。
景気が買い物計画に影響すると回答した割合が全体の3分の2を占めた。積極的にセールを活用するとした割合は55%。42%近くが商品券の利用を高めると回答し、34%が去年使ったクリスマスなどの飾り付けを再利用すると答えた。
家族へのプレゼント予算は2%減、友人や会社の同僚向けは2ケタの減少となった。
ウォルマート・ストアーズ(WMT.N: 株価, 企業情報, レポート)やターゲット(TGT.N: 株価, 企業情報, レポート)といったディスカウント店が消費者の節約志向から恩恵を享受する見込み。
調査では、70.1%がディスカウント店で購入すると回答。百貨店も利用するとの回答は55.8%だった。
NRFの調査は、ビッグリサーチ社が9月30日─10月7日にかけて8431人の消費者を対象に実施した。誤差はプラスマイナス1%。