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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-12014820091019?sp=true
[台北 19日 ロイター]台湾の馬英九総統は19日、ロイターとのインタビューに応じ、競争力を維持するため輸出を多様化する必要があると指摘した。
2010年の域内総生産(GDP)伸び率が4%との予想を示した。
台湾当局の成長率予想は今年がマイナス4.04%、来年が3.92%となっている。総統はインタビューで「回復のペースや大手企業の予想から判断して、これらの数値は信頼できる」と述べた。
また、中国向け輸出が増えていると指摘。「米国や欧州に集中するのでなく、輸出市場を多様化することが可能」とし、「実際、最大の輸出先は中国だ。中国がもはや工場でなく市場として扱われるようわれわれはこれまでの方針を変更していく」と述べた。
馬総統は、数週間前に台湾ドルを1年ぶり高値に押し上げた投機資金の流入を台湾中銀が懸念しているとし「われわれは、インフレの要因とならないよう(投機資金を)非常に注意深く監視している」と述べた。
政治的な見解で相違がある台中関係だが、通商面では発展がみられている。
馬総統は、関税を引き下げる自由貿易協定(FTA)的な協定を来年、中国と締結するとの見通しを示した。
総統は、中国向け輸出が先進国に再輸出されるのでなく、もっと中国国内で売られて欲しいと述べた。