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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-11993420091017
[ワシントン 16日 ロイター]米政府が16日発表した2009会計年度(08年10月─09年9月)の財政収支は、深刻な景気後退と一連の金融機関救済を受けて、赤字額が過去最大の1兆4000億ドルに膨らんだ。
国内総生産(GDP)比では約11%に相当し、戦後最高水準となった。
ただ、ホワイトハウスが8月に示した見通しを1620億ドル下回った。不良資産救済プログラム(TARP)からの支出が予想を下回ったことが主因。
ガイトナー財務長官は「将来の赤字額はあまりにも高水準だ。景気の回復に合わせて持続可能な水準に引き下げるよう大統領は議会と協力して取り組んでいる」との声明を発表した。
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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-11992520091016
ワシントン 16日 ロイター]ガイトナー米財務長官は16日、経済成長が持続可能な軌道に乗った後は、米国とドルの地位に対する世界的な信頼を維持するために、米国は歳入に見合った国家運営をしなければならないとの見解を示した。
長官はCNBCテレビとのインタビューで、ドルが主要準備通貨であるため、米国は歳出の規律維持などの特別な責任を負うとの認識を示した。
「インフレを長期的に低水準で安定させ財政規律を確実にする米国の能力への信頼維持に向け、あらゆる可能な手段を講じていく必要があるということを、米国民が理解することが非常に重要だ」と述べた。
過去1年間に多くの投資家が米債券に投資しドルが上昇したことは、米経済の運営に対する強い信頼感が依然として存在することを示していると指摘。「世界は米国債を必要としている。最も安全で最も流動性の高い市場だ。世界の将来が最も不安視されているときにドルが上昇した」と述べた。
その上で「これは非常に大切なことだ。当然視してはならない。われわれが理解し、引き続き維持していくものであり、われわれはそうしていく」と語った。
優先課題は多額の財政赤字の削減とし「経済成長が回復すれば、長期債務を削減し、歳入に見合った国家運営に立ち返ることを確実にする必要がある」と話した。
ただ、景気刺激措置の解除が早すぎないよう慎重でなければならないと付け加えた。