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月例報告『自律性乏しい』 政権初回リスク強調 基調判断は据え置き【東京新聞】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2009101702000088.html2009年10月17日 朝刊
菅直人国家戦略担当相は16日、景気の基調判断を「持ち直してきている」とする10月の月例経済報告を関係閣僚会議に提出した。
3カ月連続の据え置きだが、表現を修正して「自律性に乏しく、失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況にある」と強調。
新政権として初めての景気分析で、先行きの懸念を示した格好だ。
菅氏は、雇用情勢が低迷していることを挙げ、「持ち直しという部分が強調されすぎても(国民に)誤解を与えると思う」と述べた。
新政権は前政権の経済対策の効果を一定程度は認めており、エコポイント制度やエコカー減税による販売促進効果は続いている。
ただ、政策効果で下支えしている面が大きいため「(民間主導による)自律性に乏しい」という言葉を入れた。
一方、本年度の第一次補正予算の見直しによる景気への影響は「むだな部分を削るので影響は限定的だし、二次補正予算に滞りなく進むことで、息切れは避けられる」(津村啓介政務官)としている。
基調判断の根拠となる個別項目では、輸出は三カ月ぶり、輸入は二カ月ぶりに上方修正。
企業の業況判断も「全体として持ち直しの動きが続いている」と三カ月ぶりに上方修正したが、「中小企業ではそのテンポは遅い」と指摘した。
足元の円高基調などを受けて、先行きのリスク要因に「金融資本市場の変動」を加えた。
世界経済の基調判断は「底入れしつつある」から「下げ止まっている」と四カ月連続で上方修正した。
◆脱官僚表現まだ途上 急変避け堅苦しさ残る
新政権として初めての月例経済報告は「国民目線で」との立場から、基調判断などで表現を変えた。
これまでは、内閣府の官僚がつくった原案を担当大臣が追認してきた。
しかし今回は、菅直人国家戦略担当相を交えた政務三役会議で表現を吟味。
ただ激変による市場の混乱を避けるため、堅苦しい言葉遣いも残った。
今回は、津村啓介内閣府政務官が官僚の原案は分かりにくいとして、政務三役会議で独自案も提示。
会議では「国民目線で分かりやすい表現に」という方針で一致したが、「表現が変わりすぎると市場が混乱する」との意見も出た。
結局、官僚独特の言葉遣いも残る微妙な文章になった。
菅氏は「今後、できるだけ分かりやすく誤解を招かない表現を考えたい」と述べ、少しずつ表現を変更していく考えを示した。 (吉田通夫)
【ワヤクチャ】地方自治体や政府が失業者を完全雇用すべきだ。取り合えず雇用し仕事は早急に決めて出勤要請すべし。出勤要請があるまでは自宅待機だ。仕事を作るという仕事の体制も作れ。ホームレスにも全員住宅を支給せよ。地方自治体や国が無利子無担保の貸し出しを行うべきだ。政府紙幣を発行せよ。