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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-11955620091015
[東京 15日 ロイター]経済産業省が15日に発表した8月の鉱工業生産指数確報値(2005年=100、季節調整済み)は83.9となり、前月比1.6%の上昇となった。速報値の同1.8%上昇から下方修正となった。
出荷も速報値から0.4ポイント下方修正。8月の製造工業稼働率指数(2005年=100.0、季節調整済み指数)は79.0となり、前月比2.3%上昇した。製造工業生産能力指数(2005年=100.0、原数値)は104.5で前月比0.1%上昇だった。
生産は速報値から0.2ポイント低下。3月以降生産の増勢が続いてきたが、上昇幅は4月の5.9%をピークに縮小傾向となり、8月は1%台半ばまで鈍化。速報値からの下方修正要因は、確報で追加された医薬品とプラスチック製機械器具部品のデータが振るわなかった要因が大きい。また、鉄道車両やシャシー、車体などの輸送機械工業の品目も下方修正となった。
出荷は速報値から0.4ポイント低下。鉄道車両やプラスチック製容器などが下方修正要因。
在庫は速報から0.1ポイントの上昇。夏の天候不順により飲料の出荷が伸びなかった食料品・たばこの在庫が上昇した。
稼働率をみると、前月から11業種で上昇、4業種で低下。、生産増加に伴い全体として上昇傾向が続いているが、こちらも伸び率は徐々に鈍化。水準としては昨年11月の水準にまだ及ばない。
生産能力指数は前月からの上昇は2業種、低下は5業種、横ばいが8業種。全体の能力指数が上昇したのは、上昇2業種のうちの電子部品・デバイス工業で8月からの能力増強が寄与した。
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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-11957720091015
[東京 15日 ロイター]日銀は15日公表した10月の金融経済月報で、先行きの生産について「当面は増加を続けると予想される」と指摘した。また、企業からの聞き取り調査によると「生産は7─9月も概ね4─6月並みの増加ペースを維持したあと、10─12月もペースは減速しつつも増加が続くと予想されている」と指摘した。
しかし、その後、来年度にかけては「海外経済情勢や、年度末に補助金が打ち切られる予定の自動車の国内販売などを巡り、不確実性が大きく、企業の見方はなお慎重」と指摘した。
現状の景気判断については14日に発表された金融政策決定会合後の声明と同様に「わが国の景気は持ち直しに転じつつある」から「わが国の景気は持ち直しつつある」に上方修正された。
先行きの公共投資については「増加を続けると見込まれる」から「当面は増加を続けると見込まれる」に修正された。民主党政権下での財政政策が依然不透明なことが、先行きを読みにくくしているとみられる。
また国内民間需要についても「全体としては、収益・資金調達環境の厳しさが残り、雇用・所得環境が厳しさを増すもとで、引き続き弱めに推移する可能性が高い」から「全体としては、企業収益や雇用・所得環境などの厳しさが続くもとで、引き続き弱めに推移する可能性が高い」へと修正された。
資金供給面では、先月の「企業からみた金融機関の貸出態度は、なお厳しいとする先が多いものの、幾分改善している」から、今月は「幾分」が外れた。
またCP・社債については「CP・社債の発行環境は、信用スプレッドの低下や社債の発行銘柄の拡大など、改善傾向が続いている。ただし、下位格付先の社債の発行環境は依然として厳しい状況にある」から「CP・社債市場では、低格付社債を除き、良好な発行環境となっている」に修正された。