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[ソウル 13日 ロイター] モルガン・スタンレー・アジアのスティーブン・ローチ会長は13日、経常赤字などがドルを圧迫するなか、2010年の米議会選挙を前に中国は人民元の上昇容認に向けた一段の圧力に直面するとの見方を示した。
「通貨調整を通じた米中間の貿易不均衡是正が(米連邦)議会で取り上げられるだろう」と述べた。
また、韓国をはじめとする経済規模が比較的小さな国による、自国通貨の上昇抑制に向けた金融政策は市場の力に及ばないとし「今後2─3年はドルに一段の低下圧力がかかる」見込みだとした。
米国は中国に対し、輸出主導から内需拡大へと経済の焦点を移すよう求めている。これは、人民元の一段と迅速な上昇の容認および、より強固な社会保障の構築につながる。
ローチ会長は、中国は個人年金や医療・雇用保険といった適切な社会保障の構築に向け、輸出への依存度を低下させ消費志向の政策採用を強いられるとの見方を示した。
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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-11925820091014
[上海 13日 ロイター]中国汽車工業協会(CAAM)によると、9月の中国での乗用車販売台数は、前年比83.6%増加した。CAAMの発表によると、9月の乗用車販売台数は102万台。前年同月は55万2800台で、8月は85万8300台だった。
政府による国内消費促進に向けた支援策が追い風となった。ただ政府が景気の過熱を懸念し支援策を打ち止めにすれば、好調な自動車販売も2010年にはかげりをみせる可能性がある。
同日には中国最大の自動車メーカーの上海汽車(600104.SS: 株価, 企業情報, レポート)が1―9月の自動車販売台数が前年同期比47%増加したと発表。これまでも中国の吉利汽車(0489.HK: 株価, 企業情報, レポート)に加え、米ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N: 株価, 企業情報, レポート)や独フォルクスワーゲン(VW)(VOWG.DE: 株価, 企業情報, レポート)の中国子会社などが好調な販売を発表している。
中国の自動車市場規模は今年1月に米国を抜いて世界第1位に浮上。その後も自動車市場が世界的に低迷するなかで、中国市場は好調を維持してきた。
アナリストは、中国の産業の活性化を後押ししてきた金融緩和策は、少なくとも今年末まで維持されるとみている。オリエント証券のアナリスト、Qin Xuwen氏は「自動車市場は株式市場と同様、国の政策に大きく左右される。年末に期限が切れる小型車向けの減税策が延長されるか、現時点ではわからないため、来年の販売台数を予測するのは難しい」と述べた。
同氏は「多くの人が期待しているとおりに政府が中価格帯のセダンも減税の対象とすれば、来年も販売台数の大幅増が期待できる」としている。