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http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=a8xuvvwFyoWA
【ヘッジファンドが株式保有を増加、好業績による株高期待−クレディS】---(ブルームバーグ)
10月9日(ブルームバーグ):クレディ・スイス・グループによると、世界の株式相場が3月以降68%上昇した中、ヘッジファンドは7−9月(第3四半期)の企業収益の発表が株高に拍車を掛けるとの観測から、株式を購入している。
同社のグローバル株式戦略責任者のアンドルー・ガースウェイト氏(ロンドン在勤)は欧米の顧客との会合後に執筆した調査リポートで、ヘッジファンドが株式のポジション(持ち高)を「著しく増やしている」と述べた。
同氏はまた、ヘッジファンドの強気な見方とは対照的に、ロング(買い持ち)に専念した運用戦略を取って社債を購入してきたファンドマネジャーらの見方は「はるかに懐疑的だ」と指摘。
株式市場のバリュエーション(評価)が債券に比べて魅力的になりつつあるため、ロング専門のファンドも株式市場に資金をシフトさせる可能性があると予想した。
同氏は「ヘッジファンドは株式相場が明らかに上昇すると信じているようだ」と述べ、ロングだけの投資家は「概して後れを取っている」と語った。
MSCIオールカントリー・ワールド指数は3月9日に付けた6年ぶりの安値から68%上昇した一方、メリルリンチの米コーポレート・マスター指数によると、社債のリターンは22%にとどまる。
米アルミメーカーのアルコアが今週発表した7−9月(第3四半期)決算は、アナリストの大方の予想に反して黒字となった。
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo kshugo@bloomberg.net記事に関する記者への問い合わせ先Michael Patterson in London at mpatterson10@bloomberg.net.
更新日時: 2009/10/10 17:19 JST
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(コメント)
米国の株式時価総額を上回る待機資金。これが何をもたらすか、どこに向かうかで経済の実態が大きく揺さぶられます。
金や石油などの実物に向かうとする説もありますが、マーケット自体が小さすぎます。
私は株式に資金が向かうと見ています。資金を持っているのはヘッジ・ファンドです。
そしてヘッジ・ファンドが売り抜ける事のできるだけの流動性と規模、ヘッジの手段を完備しているのは株式と債券、為替市場位しか思いつきません。
導き出される結論は、株式市場の活況と相場の上昇と言う事になります・・・
ちなみに金が有望とする説もあります。もしドルが崩壊(と言うからには、通貨としての価値が1/3位になるかデフォルトと思いますが)し、金本位制が復活するのなら、全世界の金の時価総額は全世界の流通通貨と同額にまで上昇する筈ですが、それはあり得ません。(詳しい事はいずれ機会を見て書きます。)
金の業者が顧客に金を売りつけるときに使うセリフはいつも「長期的には」、「将来的には」、「万一の時には」、そして「永遠の価値」と言うのが「決め台詞」です。
世界経済がガタガタになるようなショック・ハルマゲドンが起きたときに本当に「永遠の価値」が力を発揮できるのでしょうか・・・私には疑問です。
これらを良く考えてみると、金が有望といっても、それは経済制度が有効に機能している事が、念頭にある事が分かります。
それはすなわち、インフレ・ヘッジや通貨制度の混乱期を乗り切る為にのみ有効であると言う事です。
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