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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-11879520091009
[ワシントン 8日 ロイター] バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は8日、FRBの大規模な景気支援策は当面継続しなければならないが、インフレを引き起こすおそれがあるため、支援策の永続はできないと警告した。
FRBは深刻な金融危機に対処するため、事実上のゼロ金利政策を実施し、金融システムに大量の資金を供給してきた。
議長は拡大しているFRBのバランスシートについて当地で講演し、当局者が景気回復が定着するなかで支援策の解除方法を検討していることを明らかにした。
議長は「緩和的政策は、長期間にわたり正当化される可能性が高い」と指摘。「しかし、景気回復が定着するに伴い、インフレ問題の発生を防ぐため、ある時点で金融政策を引き締める必要がある」と述べた。
議長はFRBが景気支援策から出口戦略へと段階的にかつ着実に向かっていることを示唆した。
ただ、景気回復の判断材料となる統計の結果はまちまちで、先週発表された9月の米雇用者数は予想以上に減少した一方、8日発表された9月の米小売各社の既存店売上高は増加に転じたほか、週間新規失業保険申請件数は9カ月ぶりの低水準に減少し、楽観的な見方が強まっている。
議長のコメントを受けて、米ドルは主要通貨バスケットに対し、1年2カ月ぶり安値から上昇した。
バーナンキ議長は、まだ緩和的金融政策を解除する時期ではないことを示唆しつつも、FRBは適切な時期に流動性を巻き戻し、金利を引き上げる手段と能力を持っていると述べた。
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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-11883220091009
[東京 9日 ロイター] 福井俊彦前日銀総裁(現・キヤノングローバル戦略研究所理事長)は9日、都内で講演し、世界経済について「昨年秋から春にかけての急速かつ大幅な落ち込みから、少ししずつ経済は底を打って、先行き、立ち直りの傾向に向かう折り返し地点に到達した」としたものの「経済が底を打って、立ち直る姿がどうなるかというと、かなり不透明」と指摘した。
福井氏は、どの国も生産の大きな落ち込みの後に大きな需給ギャップを抱えて、そのストック調整がエンジンブレーキになるとの見方を示した。
一方、米国などの金融機関の増資問題などについては「一連のプロセスが比較的早く進んでいる」、在庫調整についても「一巡感がでている」と評価した。
また日本経済の問題点とされる格差問題については「グローバル化後の資本主義は国境を越えて、一人一人の能力が比較される。同じ能力の人は、同じ報酬に収斂する」として、感情論に流れない冷静な対応を求めた。
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(コメント)
日本の差別的な雇用制度の問題点は感情論で語られてるものではないと思いますが
世界がグローバルになっているというのに雇用制度は戦後高度成長期の遺産である
正規雇用と非正規の形のままでいいというのでしょうか?
福井総裁はILO111号条約についてどう考えているのでしょうか?
ともかく、今日の日本と世界の景気を見る限り
利上げのタイミングを失敗した全日銀総裁の意見ということでしょう。
もはや過去の人という事です。
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