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[ニューヨーク 8日 ロイター]8日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の原油先物相場は、予想より良い内容の経済指標やドル安を受け、1バレル=71ドル台で取引を終了した。
この日発表された米週間新規失業保険申請件数は予想以上に減少して9カ月ぶりの低水準となり、労働市場が安定化しつつあるとの期待が強まった。
ある市場関係者は「新規失業保険申請件数が予想以上に減少したこと、商品相場の上昇とドル安のほか、アルコア(AA.N: 株価, 企業情報, レポート)の決算が黒字転換したことなどが株式と原油価格を押し上げた」と述べた。
原油先物の中心限月11月限は前日終値比2.12ドル高の1バレル=71.69ドルで取引を終了した。
ロンドン市場の北海ブレント先物も2.57ドル高の69.77ドル。
アルミ大手のアルコアが発表した第3・四半期決算が予想外の黒字転換となったほか、大手小売各社の9月の売上高が好調だったことで景気回復期待が強まった。
株高で投資家のリスク志向が強まり、ドルの対通貨バスケット相場は下落した。
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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-11870520091008
[ニューヨーク 8日 ロイター] RGEグローバル・モニターの著名エコノミスト、ヌリエル・ルービニ氏は8日、米住宅価格はさらに10%超下落する可能性がある、と指摘した。初めて住宅を購入する層の需要消失を理由に挙げた。
今回の金融危機の深刻さを正確に予測したことで知られるルービニ氏は、商業用不動産ローンの巨額損失も問題を深刻化させる可能性があるとし、銀行はこれにより増資を余儀なくされる見通し、と述べた。
世界金融システムに関する世界経済フォーラム(WEF)のリポートのプレゼンテーションを行ったルービニ氏は記者団に「住宅ローンもまだ根深い問題を抱えているが、ストレスは商業用不動産に移りつつある。市場関係者は、商業用不動産が巨額損失を生む可能性に気付き始めた」と語った。
米住宅価格は7月まで3カ月連続で上昇。3年にわたる大幅下落を経て、安定しつつあるとの期待が強まった。
これに対し、ルービニ氏は、住宅在庫数は底打ちした可能性があるものの、価格はさらに下落する、との見方を示した。
同氏は2010年の主要リスクの1つとして、約2兆ドルの未返済の商業用不動産ローンの存在を指摘し、「このうち半分を中小銀行が抱えている。これらのローンの大半は帳簿上で額面価格を維持しており、損失の大半が未実現だ」と述べた。その上で、米英の銀行はこれらの評価損を計上する時点で増資を余儀なくされるだろう、と語った。
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(コメント)
景気回復がささやかれる裏で米住宅価格はまだ下がるとの見通しが出ています。
勇ましく演説するオバマ大統領の表情からは想像もつきませんが
水面下で米経済はまだまださまざまな爆弾を抱えているようです。
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