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http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=aNs2Iv1I_D6Q
【金相場が上昇し続ける理由はない−米ニューヨーク大のルービニ教授】
10月８日（ブルームバーグ）：米ニューヨーク大学のエコノミスト、ヌリエル・ルービニ教授は、金相場が上昇し続ける理由はないとの見方を示した。
金相場は８日、１オンス＝1060ドルを超える水準に上昇し、過去最高値を記録した。過去１年間は、米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの破たんを受けて金以外の投資対象の安全性に対する懸念が投資家の間に広がったことや、各国中銀による大量の資金供給がインフレを加速させるとの観測が金相場の上昇要因となった。
ルービニ教授は、ニューヨークで記者団に「これら２つの壊滅的なテールリスクはかなり小さくなった」と指摘。短期的な「インフレの脅威はない。われわれはデフレ状況にある」との見方を示した。
同教授は、金相場の最近の上昇は投機的な売買かまたは相場のすう勢に基づく取引の結果である可能性が最も高いと説明。「金相場が一時的に大幅に上昇するはずはない。
短期的にはレンジ取引になる」と予想した。その上で１オンス＝1000ドル付近の水準は、比較的長期的なインフレに対する懸念によって正当化され得ると語った。
金相場は年初来騰落率がおよそプラス20％と、年間ベースで少なくとも1948年以降初めて９年連続の上昇となる勢い。ブルームバーグの予想中央値によると、年末までに1150ドルに上昇するとみられている。予想レンジは1050−1300ドル。
原題：Roubini Sees No Reason for Gold to Continue Rising(Update1)
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先：東京 柴田 広基 Hiroki Shibata hshibata@bloomberg.net Editor：Masami Kakuta記事に関する記者への問い合わせ先：Michael McKee in New York at mmckee@bloomberg.net.
更新日時: 2009/10/09 08:07 JST
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(コメント)
私はルービニ氏のシナリオに賛成です。デフレ下でのカネ余り、低金利、株式市場のバブル化。世界経済の方向は、余剰資金が何処に向かうかで決まると見ています。
予想でしかありませんが・・・・「よそう」逆さまにすると「うそよ」。
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