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http://jp.reuters.com/article/jpeconomy/idJPJAPAN-11871320091009
【アジア中銀、ドル下落で自国通貨の上昇抑制にドル買い介入】
2009年 10月 9日 09:06 JST
[ニューヨーク 8日 ロイター] 市場筋によると、ドルの下落が輸出に依存する国の経済を脅かすなか、アジアの中央銀行は8日の外国為替市場で、自国通貨の上昇を抑制するためドル買い介入を実施したもよう。
アナリストによると、ドル買い介入を行ったとされるのは韓国、香港、台湾、タイ、フィリピンの中央銀行。
インドネシア中央銀行も介入した可能性があるという。
アジアの新興国は、既に米経済の回復の弱さと米国からの輸出需要の低迷で苦闘しているうえに、自国通貨が対ドルで上昇するという二重の打撃を受けており、これが度重なる介入につながっている。
ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのシニア為替ストラテジスト、ウィン・シン氏は「自国通貨の上昇は輸出と経済成長にとって打撃となる。従って新興国市場の政策当局者は(自国通貨の)過剰な上昇を防ぐため最善を尽くしている」と指摘した。
複数の市場参加者によると、ロシア中央銀行も今週、8日の14億ドルを含め、最大40億ドル規模のドル買い介入を実施したとみられている。
バンク・オブ・ニューヨーク・メロンのシニア為替ストラテジスト、マイケル・ウールフォーク氏によると、ロシアはドル買い介入を行った少なくとも6行の中銀のうちの1行とされている。
これら中銀がドル買い介入を実施したとみられるものの、主要6通貨に対するICEフューチャーズUS(旧NY商品取引所)ドル指数は一時0.9%下落し、14カ月ぶりの低水準となる75.798をつけた。
アナリストは、中銀のこうした動きについて、自国通貨の一段の上昇を望まない国にとって問題をより深刻化させることになる世界的なリセッション(景気後退)の二番底に対するプロテクションでもあると指摘している。
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.
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(コメント)
まだまだ吸い取られるのだろうか・・・・
ドル崩壊は困るし、デバリューで価値が下がる事が分かっていても、誰も止められないのが現状ではないか。
バカな事だと分かっていも、アジア各国がドル買いによる介入を続けるのは、IMFの発言(最後の貸し手になる)と関係があるのではないか・・・・
それでなけば、だれもドル買い介入はしないと思うのだが・・・
いずれにしろ、自国通貨を売り、ドルを買った結果で発生する「資金移動」が、介入国の経済に及ぼす影響は少なからぬものがある。経済規模の小さい国ほどその影響は大きい。
金、SDR、通貨システムの問題については、いずれ詳しく書くつもりだが、米国と欧州の通貨覇権争がアジアと新興国を舞台に続いていると見ている。
金価格は上昇するが、それはインフレが原因となるものと見ている。(投機的な上昇の動きになる可能性が高いが・・・危険だ。)
金本位制になった時に、最もダメージを受けて沈没するのは、米国債の大量保有国であり、金現物の最大所有国は米国であることも・・・。
それから重要な事は準備通貨本命、SDRの母体となるIMF自身が金を積極売却している事は絶対に忘れてはならない。
※何度も書いているが、金本位制の復活は絶対にあり得ない。
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