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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-11851820091008
[シドニー 8日 ロイター]オーストラリア連邦統計局が8日発表した9月の雇用統計によると、就業者数は季節調整済みで前月比4万0600人増加した。失業率は5.7%で前月の5.8%から低下した。
ロイターがまとめたエコノミスト調査では、就業者数は1万人減、失業率は6.0%に上昇すると予想されていた。
就業者数の内訳は、フルタイム雇用者が3万5400人増加する一方、パートタイム雇用者も5200人増加した。
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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-11852120091008?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0
[シドニー 8日 ロイター] オーストラリア連邦統計局が8日発表した9月の雇用統計によると、就業者数は季節調整済みで前月比4万0600人増加。失業率は5.7%で前月の5.8%から低下した。市場関係者のコメントは以下の通り。
●中銀の11月の追加利上げを確認する内容
<野村のエコノミスト、スティーブン・ロバーツ氏>
予想をはるかに上回る数値だ。雇用統計は遅行指標であり、大規模な財政支出が行われていた時期を反映している。豪準備銀行(RBA、中央銀行)による11月の追加利上げを確認する内容だ。
個人的には、RBAは2回の引き締めを1セット行った後に一服し、その後、2回の引き締めをもう1セット行うと予想している。(オフィシャルキャッシュレートは)年末に3.5%、2010年半ばまでに4.0%に上昇するとみる。
失業率は今後も上昇を継続し、1年以内に6%台でピークに達するだろう。
●失業率はピークをつけた可能性
<マッコーリーの金利ストラテジスト、ローリー・ロバートソン氏>
すばらしい結果だ。豪準備銀行(RBA)にとっても、労働市場にとっても好ましい内容だ。失業率は、数カ月前に広く予想されていた水準より2%ポイント低い水準で、ピークとなった可能性がある。失業率が6%を下回る水準でピークとなるというのは、本当に驚くべきことだ。
ある1つの経済統計を重視し過ぎるというのは良くない。ただし、これで明らかに、追加利上げの可能性が高まった、と言えるのは確かだ。
●極めて強い数字、11月利上げの確率上昇
<JPモルガンのチーフエコノミスト、スティーブン・ウォルターズ氏>
極めて強い数字だ。就業者数増加の大半をフルタイム雇用者が占めた。また、興味深いことに、労働参加率の上昇にもかかわらず失業率が低下した。
数字を信頼するならば、豪経済が他国よりもかなり良好な状態にあることを示す強いメッセージだ。
これを受けて11月の利上げの確率が大幅に上昇した。ただ、それまでにはまだ多くの材料が出てくる。例えば、来週発表の消費者信頼感統計は、6日の利上げ決定によって打撃を受ける公算が大きい。
政策金利は2010年第1・四半期までに4%に引き上げられる見通しだ。
●雇用の削減が終わりつつあること確認
<ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)のシニアエコノミスト、デビッド・デガリス氏>
恐らく経済の強さをやや誇張しているとみられるが、明らかに雇用の削減が終わりつつあることを確認する内容となった。企業は労働時間を増やしており、雇用トレンドは方向転換し始めている。労働参加率も平坦化し始めている。
従って、この統計はどこから切り込んでみても良好な内容だ。オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)はこれを受けて11月に25ベーシスポイント(bp)の利上げを実施するだろう。
●豪準備銀の利上げ開始を正当化
<RBCの上級エコノミスト、SU-LIN ONG氏>
全般にわたって非常に強いリポートと言える。失業率が現在のサイクルでピークに達したのではないかという疑問が政策担当者の間で持ち上がるだろう。
今週、引き締めサイクルを開始したオーストラリア準備銀行(中央銀行)の決定を正当化し、今後の追加利上げを支持する内容だ。
われわれは引き続き11月の追加利上げ、12月の25ベーシスポイントの利上げ、来年上半期のさらなる利上げによってキャッシュレートが4.5%になると予想している。
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(コメント)
先日の豪中銀の利上げは雇用の予想外の強さに裏付けられたものとなりました。
豪失業率や雇用者数が実態と乖離していないならば豪経済の強さが目立っているということになります。
しかし、日本の例を見てもわかるように非正規雇用等の低賃金労働者に頼り、
雇用者数を水増しして、数字をごまかす手法もあるため雇用の質である労働者の待遇等、賃金水準なども見てみないとより詳細はつかみにくいのではないでしょうか?
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