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http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920009&sid=aeh61heLtoqo
【東京外為：ドル下落、中東のドル離れ懸念強まる−豪中銀が利上げ】-----(ブルームバーグ)
10月６日（ブルームバーグ）：東京外国為替市場ではドルが下落した。中東のドル離れ懸念が強まったうえ、オーストラリア準備銀行（ＲＢＡ、中央銀行）が予想外の利上げに踏み切ったことを受けて、金融緩和策からの出口戦略で出遅れ感のあるドル売りが後押しされる格好となった。
みずほコーポレート銀行国際為替部の宮地崇調査役は、アラブ諸国がドル利用を中止するとの報道に加え、ＲＢＡが先進国の中で初めて利上げをしたことで、「米国については当面利上げが見込みにくい」との見方から「金利差に着目したドル売りが入りやすい」と説明している。
この日の東京市場では、ドルが主要16通貨に対してほぼ全面安の展開となった。午後の取引もドルが下げ幅を急拡大し、ユーロ・ドル相場は一時１ユーロ＝1.4749ドルと、９月24日以来、８営業日ぶりのドル安値を付けている。
ドル・円相場も午後に一時１ドル＝88円86銭と、２営業日ぶりの水準までドルが下落した。
ドル売り加速
ＲＢＡはこの日の政策決定会合で、政策金利を0.25ポイント引き上げ3.25％とすることを決めた。市場の予想では金利据え置きが見込まれていたため、予想外の利上げを受けて、豪ドル買いが活発化。対ドルでは昨年８月以来の高値を付けている。
みずほコーポ銀の宮地氏は、豪州では景況感が回復していることから、「リスク許容度の拡大を背景としたドル売り」も出やすいと述べた。
また、東京時間午前の取引では、湾岸アラブ諸国が原油取引でのドル利用を止める方向で協議を進めているとの英紙インディペンデント（電子版）の報道をきっかけにドル売りが進行した。
資産管理サービス信託銀行資金為替部の野村祥宏調査役は、徐々に「ドルの地位が低下」するという従来からの一貫した流れの中で、具体的な計画の可能性が報じられたことで、ドル売りのきっかけになったと指摘する。
米株動向を見極め
一方、米国では、前日に供給管理協会（ＩＳＭ）が発表した９月の非製造業総合景況指数が１年ぶりにサービス業活動の拡大と縮小の境目を示す50を上回ったほか、ゴールドマン・サックス・グループが大手銀行株の投資判断を引き上げるなどの好材料が目立った。
これを受けて、米株が５営業日ぶりに反発。株価の予想変動率の指標であるシカゴ・オプション取引所（ＣＢＯＥ）のボラティリティ指数（ＶＩＸ指数）は前日から低下しており、リスク資産向け投資を敬遠する姿勢が緩和している面もある。
この日の海外市場も株高の流れが継続すれば、ドルの下値を模索する動きが強まる可能性もありそうだ。
記事に関する記者への問い合わせ先：東京 三浦和美 Kazumi Miura kmiura1@bloomberg.net
更新日時: 2009/10/06 15:37 JST
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(コメント)
カネゴンが本領発揮してますね・・・
>>>また、東京時間午前の取引では、湾岸アラブ諸国が原油取引でのドル利用を止める方向で
>>>協議を進めているとの英紙インディペンデント（電子版）の報道をきっかけにドル売りが進行した。
>>>資産管理サービス信託銀行資金為替部の野村祥宏調査役は、徐々に「ドルの地位が低下」すると
>>>いう従来からの一貫した流れの中で、具体的な計画の可能性が報じられたことで、ドル売りの
>>>きっかけになったと指摘する。
大きなドル安の流れは代えられません。しかしドルが崩壊するか言えば、それもあり得ない。
一方通行はない、価格変動(ボラティリティ)を作る事で売り抜ける。
投機筋はいつも狙ってます・・・・
結局、投機筋から見れば真偽はどうでも良いのです。
外国為替市場での取引の90%以上は短期の投機筋の資金なのですから・・・・
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