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http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920015&sid=a0JzIbyePrwo
【ルービニ教授:株価は「大幅かつ急速に上昇」−バブル形成開始(Update1】
10月4日(ブルームバーグ):今回の金融危機を正確に言い当てたことで知られるニューヨーク大学のヌリエル・ルービニ教授は、景気回復の緩やかなペースへの投資家の失望感から、株式相場と商品相場は今後数カ月で下落する可能性があるとの見方を示した。
ルービニ教授は3日にトルコのイスタンブールでインタビューに答え、「市場はあまりに大幅かつ急速に上昇してきた」と述べ、
「調整のリスクが見られる。景気回復は速いペースのV字型ではなく、むしろU字型に近いと市場が認識している現状では特にそうだ。10−12月(第4四半期)または来年1−3月(第1四半期)に調整するかもしれない」と語った。
経済が1930年代以降で最悪のリセッション(景気後退)から浮上しつつある兆候が強まるなか、世界の株式相場は過去半年で急上昇した。
S&P500種株価指数は3月に付けた12年ぶりの安値から51%上昇。ダウ欧州600指数は48%高。こうした株高とは対照的に3日にイスタンブールで開かれた7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)は、成長の見通しは依然として脆弱(ぜいじゃく)だと指摘し、先行きに慎重な見方を示した。
ルービニ教授は「実体経済はほとんど回復していないのに、市場はこのような動きを見せている」と述べ、景気が急速に回復しなければ「いずれ市場も頭打ちとなり、正当化される水準にバリュエーション(株価評価)が修正されるだろう。市場動向と弱い実体経済のギャップが広がりつつある」との見解を示した。
活気のない回復
国際通貨基金(IMF)の予測では、2010年の世界経済成長率はアジア主導で3.1%に回復する見通し。今年はマイナス1.1%となる見込み。ルービニ教授はこうした見通しについて、まだ「活気がなく、極めて弱い」と述べた。
先週の米株式相場は、予想を下回る製造業の伸びや26年ぶりの高い失業率を受けて米経済の回復が予想より鈍いとの懸念が強まり、下落した。
ブルームバーグのデータによると、S&P500種の株価収益率(PER)は実績ベースで19倍強と、2004年以来の高水準に近づいている。
バブルの種
世界的株高を追い風に、世界の株式時価総額は今年最低だった3月9日の水準から約20兆1000億ドル増加した。
各国政府は総額約2兆ドルの景気刺激策を打ち出し、中央銀行はゼロに近い低金利政策を実施して景気てこ入れを図っている。
ルービニ教授は「短期的には新たな景気の腰折れとデフレを回避する上で金融面と財政面からの刺激策が必要だが、こうした金融緩和で既に株式や商品、信用市場、新興市場で資産バブルが生じ始めている」と指摘。
「成長の安定性回復を実現してデフレを回避するために、再び金融を不安定にする種をまいている恐れがある」と述べた。
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo kshugo@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta記事に関する記者への問い合わせ先:Shamim Adam in Istanbul at sadam2@bloomberg.net;Francine Lacqua in Istanbul at flacqua@bloomberg.net
更新日時: 2009/10/05 09:06 JST
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(コメント)
タイトルからはドクター・ドーム(Dr.Doom)が株価の上昇を宣言するような印象を受けますが、良く読んでみるとバブル化しているから注意、景気指標が良くなったからと言って株を買うのはどうか、商品も危ないというもの。
不景気は相当長く続きそうです・・・・・・。
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