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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091004-00000821-reu-bus_all
一方的に偏った動きにはそれなりの対応を=為替で藤井財務相
[イスタンブール 3日 ロイター] 藤井裕久財務相は3日、トルコのイスタンブールで開催された7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)終了後の記者会見で、為替相場について「一方的に偏った動きが激しくなれば、それなりの対応をとる」と述べ、過度の変動があれば介入も辞さない構えを示した。
藤井財務相は「円高が進んでいる要因は非常に複雑なので、それについてはいちいち言わないが、一方的に偏った動きが激しくなれば、それなりの対応をとる」と強調。その上で「為替の安定は世界各国にとってプラス。為替は各国の経済力に応じてそれぞれのレートが形成されるのが一番望ましい」と語った。
現在の円相場が偏った動きかどうかについては「一元的に言う話ではない。いま偏っている、偏っていないと言うことは避ける」と述べるにとどめた。
一方、自国通貨を引き下げ、輸出競争力を高める政策については「1930年代に為替のダンピングという為替安競争をやった結果、世界の政治経済をめちゃくちゃにしてしまった」とし、「競争的な為替安政策はだめと言った。それについては特に意見や反論はなく、みんなうなずいて聞いていた」と述べた。
G7に代わる枠組みとして、日本、米国、欧州、中国の「G4」が浮上していることについては「G4というのは聞いたことがない」と否定。「G7では確かにいろいろ議論があったが、これは非公式な場にしてはどうかという意見もあった。結果としては、今まで通りやるということになった」と語った。
過度の為替変動は悪影響、G7声明 TBS
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4249799.html
イスタンブールで開かれていたG7は、「為替の過度の変動は、経済に悪影響を与える」とする共同声明を採択し、閉幕しました。
今回のG7では円高ドル安の傾向が続いていることに、どのような認識を示すかが大きな焦点で、共同声明は「為替レートの過度の変動は経済・金融の安定に悪影響を与える」と警告しました。
そのうえで、「市場をよく注視し適切に協力する」として協調体制を確認し、15年ぶりに出席した藤井財務大臣も歩調を合わせて、為替市場をけん制しました。
「一方的に偏った動きが激しくなれば、それなりの対応をとる」(藤井裕久財務相)
また、藤井大臣は、子ども手当などを例に挙げ、新政権が目指す内需主導型の経済について各国に説明しました。
G7への言わば復帰戦を無難にこなした藤井大臣ですが、本格的な回復軌道に乗れない日本経済に円高が重くのしかかるなか、今後は国内政策の手腕が問われることになります。(04日04:32)
コメント
最初、TBSが報じているような記事を見た訳ですが、その後に阿修羅の右上に表示されているロイターの記事を見たら、TBSが重要な部分を書いていない事に気づきました。
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一方、自国通貨を引き下げ、輸出競争力を高める政策については「1930年代に為替のダンピングという為替安競争をやった結果、世界の政治経済をめちゃくちゃにしてしまった」とし、「競争的な為替安政策はだめと言った。それについては特に意見や反論はなく、みんなうなずいて聞いていた」と述べた。
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この文章があるとないでは、全く違う。つまり、藤井氏は急激な投機的なものには対応するが、自然な為替変動には対応しないという事。しかしTBSの記事だけを見ると、それが伝わってこない。従来の藤井氏の考えが変わっていないのが見えます。G7で緩やかなドル安容認の流れは変わっていないと見ます。
ちなみに短期的な急激な円安ドル高は放置するのにね。(2月の気味の悪い急激な円安がその最たるものだった)
過度の変動は望ましくないが円安の場合はスルーとか