★阿修羅♪ > 国家破産65 > 266.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
AIFENCE 人口知能がピックアップする金融経済ニュースとコメント記事
(http://kabu.sakiyomi.com/aifence/?EACH=417)
から9月30日前数日のアメリカ財政関連ニュースをひろってみる。
○2009.9.25
なぜこのタイミングで?各国中銀、ドル資金供給を次々と縮小!
ドル資金供給を巡る動きに変化があった。各国が、ドル資金供給の規模を縮小しはじめたのである。FRBは、2010年の年初から資金供給の規模縮小に踏み切る。
欧州中央銀行、スイス国立銀行、イングランド銀行も資金供給枠を縮小する。日銀も、ドル資金供給の規模を縮小する。
●素人の推測的コメント:ん? アメリカ国債買わないということ?誰かがアメリカ国債を買わないと、アメリカの国家財政が破綻するよね。
○2009.9.25
FRB 米国民の預貯金に注目! 海外資金から国内資金に財源シフトか?
FRB(米国連邦準備理事会)は、MMF(短期資金投資信託)を景気刺激策の資金源として活用することを考えているようだ。 MMFは、即日購入・即日解約が可能な金融商品であり、米国民にとっては預貯金のようなものである。 そのMMFから資金を調達しようというようだ。 建前的にはインフレ抑止のためと言っているが、実際には海外からの資金供給が細り始めたからであろう。故に、自国民の預貯金を巻き上げるべく算段を練っていると見た方が良いだろう。 どうやらFRBは、自分たちが大規模な流動性吸収に踏み切ると見られていることに不快感を抱いているようだ。現在、FRBは大量の住宅不動産ローン担保証券や米国債を保有している。 それらを担保として(恐らく主に住宅不動産ローン担保証券か)、MMFから大規模な資金を借入れたいようだ。 そして、米国債の買い支え資金に充当したい、といった思惑があるのではないだろうか?先に述べたように、海外はドルへの資金供給から手を引き始めているのだ。 必然的に自国民の資金をアテにするのは無理からぬ話である。果たして米国は今後、新たな財源を米国内にシフトさせてゆくのだろうか? とすると、為替市場におけるドルのポジションには、どのような変化が起きるのだろうか?
●素人の推測的コメント:国外からの大口客が手をひいたので、国内の小銭をかき集めて米国債を買わないと、持たないという末期症状じゃないの? 債権覇権国家は他国から米国債を買ってもらうから、国内に資金が流れ込んで、消費やら政府資金に回せるわけで、国内資金で米国債買っても、蛇が自分の尻尾を食べるみたいなもんで、債権覇権国家戦略は破綻したということ。それを見込んで軍事覇権国家戦略を発動しようと思ったけど、イランもイスラエルも乗らないので、不発。アメリカ金融軍複合勢力からみれば、「北朝鮮はロケット発射で、とりあえずMDお得意先の日本からの資金は入ったんで、その貢献は評価するが、肝心の時に死んだふりして役割放棄した。そのついでに横田めぐみ=カンミンスク効果を期待して政権移譲を演出したりして、北は可愛くない。」というところでしょう(横田さんの悲劇は本人が日本に帰りたくないという現実。横田家もこの現実を受け入れることから北との対話が始まることだろう)。テロ指定国家ががんばってくれないと、世界から軍事費還流できない。従って、ニクソン以来の債権覇権国家戦略は破綻した様子。米連銀破綻は近い。
○2009.9.28
世界経済の構造転換が決ったG20サミット
先週金曜日に終わりを迎えたG20金融サミット。 そこで決められたテーマの一つが、不均衡是正というものであった。つまり、米国や英国など先進国ばかりが一手に世界の消費役を引き受けるという構造を改めようと言うわけである。その方向性は、24日午後に開催された藤井財務相とガイトナー米財務長官との間の日米財務相会談の内容からもうかがうことができる。その会談の中で、藤井財務相は、日本経済を内需主導型経済へ転換するという方針を表明したのである。日本国民の生活を直接的に支援し、内需の底上げを図るということを述べたのである。 そして通貨政策では、「強い自国通貨」という認識で合意した。
「強いドル」は国益にかなうというガイトナー米財務長官に対して、藤井財務相は「為替介入による自国通貨安は好ましくない」という姿勢を表明し、共に「強い自国通貨」を目指す、という点で認識が一致したというのである。 つまり、事実上の円高容認であり、ドル安になったからと言ってドルの買い支えはしないという意思の表明でもあるのだ。
そうした日米財務相会談の結果や、G20における不均衡是正という方針に沿って動くかのように、日銀は、米ドル資金供給の規模を徐々に縮小し始めたのである。
今回は、米ドル資金を融資する期間を、最長3ヶ月程度だったものを70日に短縮したのだ。 こうしたマネーの流れの変化に対して、非常に著名な投資家、タイガーマネジメントのロバートソン会長は強い警鐘を発している。『もし、日本や中国が米国債を購入しなければ米国は「アルマゲドン(壊滅的状況)」に陥るだろう』 『米国の借り入れはあまりにも膨大で返済など到底できない』 『デフレよりもインフレがより大きなリスクだ』
という指摘をしている。
すなわち、米国の生命維持装置である日本と中国が、米国債購入を止め、ドルの買支えから手を引いてしまうと、米国はあっけなく崩壊するという危機を強く訴えているのである。 10月から始まる第4四半期、果たしてマーケットはどのような方向に牽引されてゆくのだろうか?緊急的なドルの買い支えでマーケットは反発するのか、それとも買支える余裕すら無く、このまま崩落してゆくのか?
●素人の推測的コメント:むむ。ついに泣き落としの段階らしい。でも破産倒産のときはみんないっせいに逃げるからね。なんか資金不足で広域暴力団が倒産するときみたいな状況。
○2009.9.29
ドル基軸体制の終焉を追認し、新体制構築を促すゼーリック世銀総裁の発言
ここ最近、世界銀行のゼーリック総裁が積極的な発言を続けている。 今後の世界運営に関する地ならしの一環ととらえることもできる同氏の発言を、今回はコンパクトにまとめながら追いかけて参りたい。
まず最初に挙げたい点としては、ドル基軸体制はもはや盤石ではない、という事を明言していることである。 『米ドルの、世界の基軸通貨としての現在の地位が、保証されているわけではない』 『世界の支配的な準備通貨であるドルの地位が当たり前だと思うのは間違いである』 という発言からも、それは明らかである。
特に、米国が抱える膨大な対外債務の問題を指摘し、その問題の解決ができなければ、ドルの地位はさらに転落するだろうと述べている。 発言をさらに深読みすれば、米国は困難な財政赤字問題の解決に失敗し、インフレに突入する可能性が高まっているという見方が浮かび上がってくる。 また、現在のドル基軸体制の砦であるFRBについても言及している。 その内容はなんと『FRBの権限拡大は問題であり、銀行を監督するべきは米財務省である』というものである。FRBの役割がもう終焉を迎えつつあると、暗にほのめかしているのだ。
現在、米国議会ではFRBに対して透明性を求める圧力が今までになく高まっており、今回のゼーリック世銀総裁の発言は、追い打ちを掛ける格好となる。こうしたドル一極支配の終わりを促すような発言をする一方で、世界の多極化を示唆する発言が続いている。
『準備通貨としてのユーロの地位は、もっと高まるべきである』 『人民元は次第に国際化し、10〜20年後には相当な力を持つようになっているだろう』また、日本経済については、今までの輸出主導型経済の維持は困難であり、内需の拡大が重要であるという見方を示している。 その点に関しては、鳩山新政権の方針とベクトルの合致が見られる。
このように、世界銀行としては、もはやドル基軸体制は耐久限界に達しており、新しい世界経済システムの構築が急がれるというスタンスを明確にしていることが分かる。
果たして、FRBやウォール街は、こうした世界的潮流に対してどのような姿勢で対峙するだろうか? そして、ドル一極支配体制の終焉が公に言及される中、為替相場における通貨間のポジション争いは、どのような展開を見せるだろうか?
●素人の推測的コメント:世界銀行はもうFRBを見捨ててますね。第3次世界大戦構想が破綻した段階で仲間割れしたんでしょ。
○2009.9.30
FDIC ついに白旗を振る!3年分前倒しで、預金保険料徴収!米銀行は負担に耐えられるか?
とうとう、FDIC(米国連邦預金保険公社)は、預金保証基金が枯渇したことを公式に認めざるを得なくなったようだ。 以前も触れたのだが、FDICの基金は第2四半期末で残り100億ドルほどに減少し、8月半ばには残り30億ドル程度に減少していた。 緊急保険料の徴収などで基金を補充したものの、銀行破綻のスピードが今までにない水準であり、とうとう9月末に基金が枯渇することを公に認めざるを得なくなったようだ。 果たして、基金が枯渇したFDICはどのような手段に訴えたのだろうか?
なんと金融機関から「約3年分の預金保険料」を「前払いで徴収」することにしたのである。金融機関側が支払うことになる額は450億ドルと見られている。米財務省から5000億ドルの融資枠を利用する案は見送られた模様だ。 恐らく、現在の状況下では、税金投入をすることなどとても許されない機運なのだろう。 しかし、今回の450億ドルの前払いだけでも、時間稼ぎ程度にしかならないようである。今後、2009年から2013年にかけて発生する破綻処理コストはなんと1000億ドルと推定されている。これは「現時点における見積もり」に過ぎず、今後、確実に膨張してゆくものと見られる。すでに前回の見通しである700億ドルから、50%近く膨れあがっているのだ。 金融市場に対する影響も、今後出てくるのは必至である。
例えば、バンカメなど米銀大手4行で、100億ドルも預金保険料を支払うことになるからである。 ウェルズファーゴは32億ドル、JPモルガンチェースは24億ドル、シティグループは12億ドル、バンカメは32億ドルと見られている。総計450億ドルの預金保険料だが、その支払期日は12月30日の予定である。
銀行は第4四半期に、想定外の負担を強いられることになり、来年1月半ばに予定されている2009年第4四半期決算発表では、さらに追い詰められた財務内容が公表されることになろう。 銀行決算に追い打ちが掛かるのは必至の情勢である。果たしてマーケットは、この動きに対してどのような反応を見せるのだろうか?
●素人の推測的コメント:ついに金融資本内部の身内での生き残り戦争段階突入か。会社倒産の債権保全争いに似てる。先に手を打ったほうが勝ち。米投資会社ロックフェラーのマクドナルドCEOも死去( http://www.asyura2.com/09/hasan65/msg/155.html)したし、金融資本系の要人はピストルやら転落死で、「自殺」しているから、長期戦略読めてた人材は強制的に引退させられている。当面の後始末でキャパいっぱいの人材が当面の後始末にがんばるので、流れは速くなる。幸い日本には口封じ後始末しないといけないほどの人材はいない様子。公安関係者はさっさと引退したようだが、今のところどなたかが沖縄行って派手な割腹自殺したという報道はない。どこかで密かに自殺させられるより、大量に買い置きした手鏡をエスカレーターで使うなり、銭湯いって、となりのロッカーの時計を交番にもっていくなりして、国家保護下にいた方が安全かも。どうやら米連銀崩壊は中枢では後始末段階になっているような印象をうける。過去を詮索する余裕もなく、戦後処理対策で世界は忙しい。いわゆる激変緩和は政治的に必要です。日本では戦後何が起こったか、都市部の食糧危機。ビル屋上緑化は二酸化炭素固定や都市熱のためではなく、胃袋対策か。先見の明があるようにも思うが、絶対量が足りないので、取り合いになる。アメリカの真似して、収穫物3年分は総務課がいただきます、との張り紙も効果あるかどうか。カボチャ、芋がお勧め。各フロアーに1個配給するから取らないで。見識のある団塊世代はさっさとIターンして田舎で米作っています。そのうち朝日村、読売村、日テレ村ができるかも。あ、見識ないからだめか。どっかでノリピー村でも作ってください。