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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-11734420090930
[ニューヨーク 30日 ロイター] 企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)子会社などが集計した9月のADP全米雇用報告は、民間部門雇用者数が25万4000人減と、2008年7月(9万3000人減)以来の小幅な減少となった。
8月の27万7000人減(修正)から落ち込みが鈍化した。ただエコノミスト予想の21万人減ほどは改善しなかった。
マクロエコノミック・アドバイザーズのプラッケン会長は、米雇用者数が2010年の最初の数カ月間に増加に転じるとの見通しを示した。一方、失業率は若干ながらさらに悪化する公算が大きいとした。
同会長は記者会見で「失業率は10%に達すると思う。雇用は年末にかけて依然減少する見込みで、今回の内容もそうした見通しに沿っている。失業率は年末にかけて引き続き悪化するだろう」と述べた。
ADP報告について、ミラー・タバクのアナリスト、ダン・グリーンハウス氏は「明らかに予想よりやや悪い内容だった。ただ、全般的には労働市場の悪化ペースは鈍化していると言える。今回の内容から(9月の)米雇用統計について判断を下すことは非常に難しい」と指摘。「雇用創出をめぐる不透明性を踏まえると、読み取れることは限られているが、いずれにしても、(ADP民間雇用者数の)25万4000人減は非常に弱い数字だ」と述べた。
10月2日に発表される9月の米雇用統計について、エコノミストは非農業部門雇用者数が18万人減少すると予想している。8月は21万6000人減だった。
一方、9月の失業率予想は9.8%で、8月の9.7%から悪化するとみられている。