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FRB(米国連邦準備理事会)は、MMF(短期資金投資信託)を景気刺激策の資金源として活用することを考えているようだ。
MMFは、即日購入・即日解約が可能な金融商品であり、米国民にとっては預貯金のようなものである。
そのMMFから資金を調達しようというようだ。
建前的にはインフレ抑止のためと言っているが、実際には海外からの資金供給が細り始めたからであろう。
故に、自国民の預貯金を巻き上げるべく算段を練っていると見た方が良いだろう。
どうやらFRBは、自分たちが大規模な流動性吸収に踏み切ると見られていることに不快感を抱いているようだ。
現在、FRBは大量の住宅不動産ローン担保証券や米国債を保有している。
それらを担保として(恐らく主に住宅不動産ローン担保証券か)、MMFから大規模な資金を借入れたいようだ。
そして、米国債の買い支え資金に充当したい、といった思惑があるのではないだろうか?
先に述べたように、海外はドルへの資金供給から手を引き始めているのだ。
必然的に自国民の資金をアテにするのは無理からぬ話である。
果たして米国は今後、新たな財源を米国内にシフトさせてゆくのだろうか?
とすると、為替市場におけるドルのポジションには、どのような変化が起きるのだろうか?