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9月英中銀議事録:全会一致で資産購入規模据え置き決定(Update1) 9月23日
(ブルームバーグ):
イングランド銀行(英中央銀行)は今月10日に開いた金融政策委員会(MPC)で、資産買い取りプログラムの規模を1750億ポンド(約26兆1100億円)で維持することを全会一致で決定した。23日公表された議事録から明らかになった。
英中銀は8月に、資産購入規模を500億ポンド拡大していた。同月のMPCでさらに大幅な拡大を求めたキング総裁とデービッド・マイルズ氏は、一段の規模拡大は依然として適正との考えを示す一方で、合意を重視するとして大勢に従う姿勢に転じた。
キング総裁ら9人から成るMPCは今月、政策金利を過去最低の0.5%に据え置くことも決めた。
MPCは議事録で、「8月の会合でより大規模な刺激策を求めていた一部メンバーは、資産買い取りプログラムの規模拡大が依然として適切であろうとの見解を示した」と説明。「ただ、中期的見通しに関する著しい材料が欠落していることから、プログラムを調整するよりも、8月に発表したプログラムを継続するプラス面のほうが現時点では上回っている」と記述した。
キング総裁とマイルズ氏は8月会合で、資産買い取りプログラムについて最大2000億ポンドへの規模拡大を主張していた。英最大の経営者団体、英産業連盟(CBI)は23日、今年7−9月(第3四半期)の経済成長率見通しを上方修正したほか、イングランド銀は同プログラムの現行枠での購入を完了した後は、買い取りを止める可能性もあると予測した。
MPCはまた、住宅や株式などの資産価格は上昇し、景気拡大に対する短期的なリスクは低下したとの認識を示した。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003017&sid=a9chmNEdH7.0&refer=jp_news_index